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発毛及びリングフィットアドベンチャー日記 DAY 1.
幾度となく日記をつけようとした。
アウトプットへの欲求は常日頃から湧き出るものであり、フォトブログを書こうとしてみたり、技術に関する記事を書こうとしてみたり、10年ほど続けるに至った企画職のノウハウについて書き記すことで何かを世に伝えようなどという自惚れたことをしようとしてみたこともあった。
幾多もの挑戦の際に生み出された、下書きという名の屍は数知れず。ブログサービスを乗り換えてはまた新たな一歩を踏み出す試みを、脳死状態でマニ車を回すかのごとく続けてきた。成果はまだない。
やはり何かを続け、成し遂げるには強烈な原体験が必要なのである。私にとっての原体験とはなにか。デコの広さである。
幼少期より、比較的デコの広い存在として「ハゲ」という渾名を恣にしてきた経験のおかげで、このデコの広さは壮年性脱毛症にあらず、生まれつきの素養であると信じ続けることが出来ていた。
しかし我がハゲ人生は転機を迎えることになる。齢三十三にして、生え際の後退著しく、いよいよ生来のデコ広では言い訳が効かなくなって来たため、発毛活動に勤しむことにしたのである。
孫正義氏は言った。
— Keigo Kubo (@k5_xx) October 12, 2020
「生え際が後退しているのではない、私が前進しているのだ。」と。
私も前進をやめない。
しかし、私は生え際と共にあることを誓った。むしろ、生え際に「私よりも速く歩め。」と求めることを決意した。 pic.twitter.com/xIQiCbROtp
そして最近勤しんでいるものがもう一つ。リングフィットアドベンチャーである。雨の日が到来するたびにランニング挫折を繰り返してきた私ではあるが、ゲームという題材と、やたら明るく筋トレを励ましてくれる得体の知れない輪っかの妖精によってどういうわけか継続2週間目を迎えることが出来た。
筋トレは男性ホルモンの分泌を促し、壮年性脱毛症を加速させるのではないかという疑念に囚われる日々ではあるが、イケオジを目指して一歩を踏み出したことをここに記す。