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ヘアカラーの不都合な真実1

白髪になるメカニズムが解明されていた!?

サロンでお客様からこんなこと聞かれたことありませんか?

「なんで白髪になるの?」

15年前は、はっきりと答えられなかったこの質問。

「遺伝ですかね〜?」「老化ですかね〜?」

私はこんな回答でお客様の質問に対してオブラートに包んでいました。

ところが、実は白髪になるメカニズムは解明されていたのです!!!

原因は細胞の劣化だった!!

発表されたのはCELLという日本語ではない雑誌。
白髪になる原因の内容は細胞の劣化でした。

メラノサイトはDNAの修復ができないので損傷を受けると色素を作り出すことができないということのようです。

東京医科歯科大学・難治疾患研究所・幹細胞医学分野の西村栄美教授らの研究グループが、白髪になる仕組みを解明した、とアメリカの国際科学誌Cell(セル)に、2009年6月12日付で掲載発表した。(Cell. 2009 Jun 12;137(6):1088-99. doi: 10.1016/j.cell.2009.03.037.)
グループは、02年に黒髪の色素を作る色素幹細胞を初めて発見し、05年には色素幹細胞が枯渇すると白髪になることを発見しているが、マウス実験で、黒髪の色素(メラニン)をつくる「色素幹細胞」が DNAの損傷を修復できずに「自己複製」しないで、すべて分化することがわかった。その結果、色素幹細胞が枯渇して色素をつくる細胞がなくなり、白髪になるという。
これまで謎が多かった白髪の原因は解明されつつある。これまでは遺伝、加齢、生活習慣、病気の4つが白髪になる原因とされてきたが、細胞レベルの劣化による白髪の発現メカニズムが少しずつ解明されている。若い時期に発生する白髪も、こうした研究で次第に明らかになるだろう。

http://biz-journal.jp/2017/06/post_19169.html


酸化が細胞を劣化させる原因

劣化は細胞の酸化によって起こる現象

酸化とはよく聞く老化という現象です。

頭皮の油(脂質)が24時間経って酸化すると過酸化脂質という物質に変わります。過酸化脂質は常在菌の増加の原因になり常在菌が異常に繁殖します。常在菌が増えると頭皮を刺激するので頭皮を硬くします。頭皮が硬くなると血流が悪くなって髪の育成を妨げる事が考えられます。

過酸化脂質と同じように酸化現象はデメリットになります。
そして、過酸化脂質どころではない酸化を引き起こす技術がサロンのメニューには存在します。

酸化を引き起こすサロンメニュー

それはサロンの主力であるヘアカラーです。
今後の美容業界ではヘアカラー技術がサロンを2分化する可能性があります。
ヘアカラーの酸化対策をできているサロンなのか、しないサロンなのか。
カリスマ美容師でサロンを選ぶ時代ではなく、どんなヘアカラーを提供しているサロンを選ぶかという時代が既に来ているということではないでしょうか。

次回乞うご期待。。


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