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【映画紹介】衝撃のラストに驚きと興奮が隠せない⁉︎伏線回収や物語構成がすごい映画5選

みなさんこんにちは!

映画って見てるだけでワクワクしますが、最後に衝撃的な結末があると、そこに全てを持っていかれて印象に残りやすいものです。今回はそんなどんでん返しや物語構成に驚かされる映画を5本紹介します。

1.エンド・オブ・トンネル

地下室で耳にした強盗計画。主人公は一体どんな行動を取るのか。

公開年:2016年
監督:ロドリゴ・グランデ
出演:レオナルド・スバラグリア
   クララ・ラゴ

・今回紹介する5本の中での評価

①没入感・・・・・・・☆☆☆☆
②終盤の興奮度・・・・☆☆☆☆☆
③物語の巧妙さ・・・・☆☆☆☆☆
④総合的な満足度・・・☆☆☆☆☆

・簡単なあらすじ

事故で妻と娘を亡くした主人公のホアキンは、金が底をつきかけ、自宅の2階を誰かに貸し出すことにします。そこにやってきたのがベルタという女性とその娘のベティ。ある日ホアキンは地下室で壁越しに奇妙な会話を耳にします。それは、銀行強盗を企む男達のものでした。ベルタがその計画に加担させられていることを知った彼は強盗行為を横取りすべくある行動に出ます。

・作品を観た感想

この映画はなんと言ってもラストの伏線回収がすごいと感じた映画でした。

かくれんぼが好きなベティが敵のアジトに迷い込み、なぜか持ち帰ってきた腕時計。犬に安楽死をさせるために作ったクッキー。自身が隠し撮りした映像から分かる強盗計画の全貌。

全てがラストのための伏線だったんです。『シックス・センス』などのどんでん返しとはまた違うんですが、まあ、鳥肌モンでした。

ベティが犬に話しかけた内容の真の意味。そして話が丸く収まり円満な雰囲気の中、最後にホアキンとベティがそっと手を繋ぐシーン(本当に最後の最後のワンカットです)。

今回取り上げたかったのは本作の衝撃的なラストシーンです。しかし、本作から読み取れる衝撃展開は果たしてこのラストシーンだけなのか。深くは語りませんが...。

2.閉ざされた森

消息を絶った7人の運命はいかに。

公開年:2003年
監督:ジョン・マクティアナン
出演:ジョン・トラボルタ
   コニー・ニールセン
   サミュエル・L・ジャクソン

・今回紹介する5本の中での評価

①没入感・・・・・・・☆☆☆
②終盤の興奮度・・・・☆☆☆☆
③物語の巧妙さ・・・・☆☆☆☆☆
④総合的な満足度・・・☆☆☆☆

・簡単なあらすじ

特別訓練に出た7人が嵐の中消息を絶ってしまいました。大尉のオズボーンと優秀だった元レンジャーのハーディは生還した2人に事情を聞くことにします。その話はどうも不可解で、次第に2人の話した内容に矛盾が生じていることが明らかになっていきます。消息を絶ったレンジャー部隊はどうなってしまうのか。

・作品を観た感想

この作品の見どころは衝撃的なラストが1つではなく、二転三転.....四転するところにあります。最後の最後での展開が多すぎて頭が追いつかなくなるほどです。

あと、この映画は1つ目に紹介した『エンド・オブ・トンネル』とは違い、どんでん返し要素が大きい作品だと思います。犯人やトリックの意外性に度肝を抜かれました。

大抵のどんでん返し映画って、その要素があると分かった上で色々勘ぐりながら観ると、ラストの展開が読めてしまった。なんてこともあるかも知れません。しかし本作はそれくらい色々考えながら観ないと、逆に何が何やら分からなくなるかもしれません。

3.女神の見えざる手

アメリカ社会における銃の規制法案を巡って、その賛成派と反対派両者の対立を描いた社会派サスペンス。

公開年:2016年
監督:ジョン・マッデン
出演:ジェシカ・チャスティン
   マーク・ストロング
   ググ・バサ=ロー

・今回紹介する5本の中での評価

①没入感・・・・・・・☆☆☆☆☆
②終盤の興奮度・・・・☆☆☆☆☆
③物語の巧妙さ・・・・☆☆☆☆☆
④総合的な満足度・・・☆☆☆☆

3項目が☆5であるのに満足度を☆4にした理由としては、話の内容が少し難しいと思ったからです。

・簡単なあらすじ

目的を達成するために様々な手段を使う敏腕ロビイストのエリザベス。エリザベスの元に銃保有に賛成する人物を募る依頼が舞い込んでくるが、彼女はその依頼を軽くあしらいます。翌朝、エリザベスはミーティングで数人の部下を連れて会社を去っていくが、一番信頼していたジェーンが自分についてこなかった事が唯一の計算外でした。ここから物語は予測不可能な方向に進んでいくことになります。

・作品を観た感想

まず、この話を考えた脚本家がすごいと思いました。裏切りや陰謀もある。両者の優勢、劣勢がコロコロ入れ替わり、話の展開に置き去りにされてしまうんじゃないかと思うほどでした。

この作品の面白いところはやはり、それまでの話全体を覆すほどの大どんでん返しにあると思います。

そもそもこの話、果たして主人公のエリザベスに焦点を当てたものなのか。なぜ"彼女"は物語の真相を把握していたのか。しっかりした伏線も多数散りばめられています。

この作品を一度観ただけで理解するのは難しいのではないでしょうか。

4.何がジェーンに起こったか

姉妹の間に起こったいざこざの真の原因とは。

公開年:1962年
監督:ロバート・アルドリッチ
出演:ベティ・デイヴィス
   ジョーン・クロフォード

・今回紹介する5本の中での評価

①没入感・・・・・・・☆☆☆☆☆
②終盤の興奮度・・・・☆☆☆☆
③物語の巧妙さ・・・・☆☆
④総合的な満足度・・・☆☆☆

出演者からも分かるように、少し古い作品になります。

・簡単なあらすじ

かつて子役として活躍した妹のジェーンと地味だった姉のブランチ。時は進み大人になると、子供時代とは逆転しブランチは大スターとなっていました。ある事故がきっかけで車椅子生活を余儀なくされていたブランチは、ジェーンと同居生活を送っていました。事故当時、泥酔状態で当時の記憶がなかったジェーンは、負い目を感じてブランチの世話をすることにします。

・作品を観た感想

この作品は白黒映画ですが、それでも伝わってくる妹ジェーンの狂気に満ちた行動に恐怖を覚えました。部屋に監禁され身動きを取れなくするところや、徐々にサイコパスな部分を露呈してくるあたり、『ミザリー』と似た部分があるようにも思えました。

外では何事もないかのように振る舞うジェーンと必死でピンチを訴えようとするブランチ。何が2人をこのような関係にさせたのか、物語が進むに連れて暴かれていきます。

5.オーロラの彼方へ

親子の絆は時空を超えても繋がっている⁉︎

公開年:2000年
監督:グレゴリー・ホブリット
出演:デニス・クエイド
   ジム・カヴィーゼル

・今回紹介する5本の中での評価

①没入感・・・・・・・☆☆☆☆
②終盤の興奮度・・・・☆☆☆☆☆
③物語の巧妙さ・・・・☆☆☆☆
④総合的な満足度・・・☆☆☆☆☆

・簡単なあらすじ

1969年、ニューヨークでオーロラが観測されました。そんなある日、消防隊員であるフランクは倉庫火災が原因で殉職してしまいます。30年の年月が経ち、同じようにニューヨークでオーロラが観測された頃、亡くなった父親のことを考えていた息子のジョン。父親のアマチュア無線機を発見したジョンは、無線機の電源を入れてみるとなんと誰かと繋がったのです。ジョンは無線機の相手が自分の父親であるとすぐに気付きますが、フランクは相手が息子であるとは信じませんでした。何せ30年も時間がズレているのだから。そんなフランクも息子に救われていくうちにそれが事実だと気付いていきます。

・作品を観た感想

こういったタイムパラドクスをテーマにした作品はツッコミどころがあるのは仕方がない事だと思います。それは置いといて、この作品の面白かったところは、このタイムパラドクスを利用して息子が父親を救助するところです。

そもそもオーロラが時空を超えて親子を結びつけるという設定がロマンチックで、まずそこに惹きつけられました。

ラスト、ピンチのジョンのもとに訪れた"奇跡"に鳥肌が立ちました。親子の愛を感じる感動的な物語でした。


長くなってしまいましたが、今回はラストに全てを持っていかれるような作品を5本紹介しました。ぜひ鑑賞してみてください。

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