【映画雑談】イギリスを代表する巨匠、ガイ・リッチー監督作品と裏話
みなさんこんにちは(⌒▽⌒)
いきなりなんですが、イギリス人監督のガイ・リッチーとジェイソン・ステイサムが『リボルバー』(2005)以来16年ぶりにタッグを組んだ作品『キャッシュトラック』の公開が今年の10月8日に決まりました。
今回はそんなガイ・リッチー監督について少し話したいと思います。
5月初旬に公開された彼の監督作品『ジェントルメン』。劇場に観に行きたかったんですが、コロナウイルスの影響で近くの映画館が休館に...。しかも休館中に公開開始&終了したので結局観に行けてないんですよね😭(パンフレットだけゲットしました笑☟)仕方ないので配信orレンタル待ちです。
さて、『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ 』(1998)がヒットし、世界中で注目されることになった彼はその後も『スナッチ』(2000)、『シャーロック・ホームズ』(シリーズ)というヒット作を世に送り出してきました。
・代表作『スナッチ』について
出演:ジェイソン・ステイサム
ベニチオ・デル・トロ
ブラッド・ピット
彼の2作目の監督作品です。一応主人公はジェイソン・ステイサム演じるターキッシュで、彼目線で物語も進んでいくんですが、登場人物が多いせいかなかなか目立った印象はありませんでした。
本作でベニチオ・デル・トロが演じるフランキーは、日本語吹き替え版声優が矢尾一樹さんなんですが、あの有名漫画のONE PIECEに出てくるフランキーと同じ声優さんなんですよね。関係あるんですかね⁇
(超余談なんですが、ONE PIECEではスナッチを"捨名知"と表現しています。フランキーは本名である"カティ・フラム"という名前を捨てて"フランキー"として生きているわけなんですが、これも何かの伏線だったりして...。)
また、見どころの一つであるミッキー(ブラッド・ピット)のボクシングシーンで、ボコボコにされた後に準備運動だというシーンも、空島でルフィがエネルと闘う時に似たようなシチュエーションがありました。
実はONE PIECEが大好きな私は、なんとなくこれらのシーンを見て「ん?なんか見たことあるなぁ」と思ったまでです。
・コンビ映画に定評あり!?
以前こちらの記事でも紹介したコードネームU.N.C.L.E.。
同様に『シャーロック・ホームズ』でもロバート・ダウニー・Jr.とジュード・ロウのコンビが有名です。ガイ・リッチー監督作品のコンビはそんなにベタベタせずとも息のあったコンビネーションを見せてくれるところが良いですよね。
ガイ・リッチーといえばこの『シャーロック・ホームズ』を思い浮かべる人が多いと思いますが、個人的には犯罪行為を題材にした映画の監督というイメージが強いです。
この手の映画って登場人物が多くて、ストーリーがあやふやになりがちなんですよね。しかし、彼のクライム作品は登場人物一人ひとりのキャラクターが際立っていて、その上物語のテンポも良いので非常に観やすくなっているのが特徴です。
・彼の私生活
私生活での彼はといえば、2回の結婚経験があり、元妻として2000年にあの有名歌手マドンナと結婚していたこともあります。2008年に離婚し、3年後の2011年にはモデルのジャッキー・エインズリーと再婚します。
彼は子供の頃に『明日に向かって撃て!』を観たことで映画監督を目指すようになります。この映画でのニューマンとレッドフォードのしがらみのようなものが、後の彼の作品(シャーロック・ホームズやコードネームU.N.C.L.E.)に少なからず影響を与えていたのかもしれません。
『明日に向かって撃て』(写真上)、『コードネームU.N.C.L.E.』(写真左下)、『シャーロック・ホームズ』(写真右下)
・受賞や功績
彼を有名にした映画『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ 』では、イギリス国内でのその年の年間興行収入で1位を獲得しました。
一方で、2002年に当時の妻であるマドンナを主演に迎え『スウェプト・アウェイ』を公開するも奮わず、その都市のゴールデン・ラズベリー賞を受賞してしまいました。
※ゴールデン・ラズベリー賞とはアカデミー賞授賞式の前夜にその年の"最低の"映画を表彰するもの
・さいごに
彼の監督作品には他にも、ディズニーアニメの実写映画である『アラジン』(2019)があります。興行収入でも非常に好成績を収めました。ここ数年での彼の活躍は目まぐるしく、これからの彼の活躍に期待です。
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