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エピソードトーク〜1〜
このエピソードトークでは、選手のエピソードについてご紹介していきます。
今回ご紹介するのは、この方
マルコ•アセンシオ(25)
レアルマドリード/スペイン代表
2020年東京五輪でもスペイン代表として日本でプレーしたアセンシオ。
マジョルカで頭角を現し、2014年マドリードへと移籍。武者修行としてエスパニョールへとレンタルすると、メキメキと上達。マドリーへ戻ってくると、スーパーカップ、クラシコなどでゴラッソをぶち込むなど記憶に残っている方も多いのではないでしょうか?
今回はそんなアセンシオについてお話ししていきます。
スペインのマジョルカに生まれ、ファーストネームである〝マルコ〟は、〝マルコ•ファン•バステン〟のファンだった母により名付けられた。
↓幼い頃からマドリディスタであったアセンシオ(左のお目目ぱちくり少年)
そんなアセンシオだが、幼少期に運命の出会いをするのである。
その人物とは、現レアル•マドリード会長の〝フロレンティーノ•ペレス〟だ。彼はバカンスとしてマジョルカに来ていたところを、たまたまアセンシオと母親は彼に遭遇したのだ。アセンシオは一緒に写真を撮ってもらい、大満足だった事でしょう。
そして、母親はペレスに対してこう発言をするのです。
「将来、あなたが獲得することになる息子のマルコです。」
この時この少年が、未来で白いユニフォームに袖を通しているところを、誰も想像できなかったでしょう、、母を除いて。
そして2014年、この言葉通りアセンシオはマドリーへの切符を手にし、今もベルナベウで憧れのユニフォームを着てピッチに立っている。
しかし、アセンシオの母は、彼がマドリーへ移籍する3年前に癌により亡くなっていた。マドリーの入団会見では人目を憚らず、母を思い涙する場面も、、、。
誰よりも息子の可能性を信じ、ペレスに放ったあの言葉が無ければ、彼は今マドリーにはいないかもしれない。
いかがでしたか??息子を思い、その可能性を誰よりも信じた母、そしてその可能性を本物だと証明したアセンシオ。涙が出ますね(;ω;)
彼にはこれからもマドリーで頑張ってほしいですね。空から見守る母のためにも。