蒼き閃光~second~

 今回は多少、一方的な文章になってしまっている。ただ、多角的に考えていることに変わりはない。

 いきなり突飛になってしまうが、皆は、今まで壊してきたもの。どれ位ある?。

 俺には、数え切れないほどある。

 「そんなものはない」という方も、少なからず、いるかもしれない。

 けれど、大抵の人間には、一つや二つは、あるはずだ。

 俺は「無い」と真っ直ぐな目で断言できる、そんな人間こそが、「本物」の天才なのではないかと思う。

 生まれ持った天才なんて、一握りしかいない。

 けれど皆、気付いていないだけだ。

 「自分が天才になれるだけの魅力、素質があることに。」

 俺はもう、「擬似的」な天才になるつもりは無い。

 ただ、生きにくいこの世の中を、変えてみたいとは考えている。

 無論、理論的、合法的にだ。

 やってみなければ、何も始まらない。

 俺は、決まったレールを走る人生なんてものは、至極お断りだ。

 たった、一度きりなんだ。

 戦い抜いて、傷付きながら前に進むというのも、悪くない。

 だから俺は、高みを目指す。

 後ろ指さされようが、幾らバカにされようが、関係ない。

 俺の物語の邪魔は、誰にもさせない。

 何故そんなにも拘るかって?。答えは簡単だ。

 「今まで壊し続けてきたもの、全てを直したいからさ。」