2024年12月1日中日杯
金沢競馬で最大級にメンバーが集まると言っても過言ではない中日杯。
そこに今年は更に注目度を増す要因としてハクサンアマゾネスの引退レース。
ハクサンアマゾネス号は金沢生え抜きの大スターで現在重賞勝利数はばんえい競馬のオレノココロと並ぶ最多タイ記録の25勝、ここを勝つと重賞最多勝記録を塗り替える26勝目を達成しての引退となる。
その他のメンバーも本当に粒揃い、各世代の金沢中長距離馬のスターを全て集めました…と言っても間違いないメンバーでまさに
〜金沢競馬長距離最強を賭けた大一番〜
こう言い切って間違いないはず。ここまでが今年の中日杯が世間的に注目される1番のポイントと見る。
※ここからしばらくは自分が語りたい事を語る場所です
この金沢長距離最強決定戦に出て欲しかった金沢生え抜きの凄く強かった長距離馬が1頭いる。その馬の名は
・ショウガタップリ
3歳の頃は南関遠征時と昨年の中日杯以外負けなしで2歳時から積み重ねた重賞勝利数は7勝。
石川ダービー勝利時は今回中日杯出走馬のダイヤモンドラインを2着に下し4馬身差を付ける圧勝劇、まさに同世代では敵なしと言っても過言ではなかった。
しかし残念な事にこの夏に亡くなってしまった事が金沢競馬より発表された。
悲しい出来事を想起させてしまうが自分は「もし肉体が亡くなっても存在が皆の記憶から消えてしまわない限りその存在は永遠に生き続ける」という考えを持っているので(宗教的な話ではなくあくまで概念としての考え)強かった時の記憶を積極的に語り継ぎたいと考えている。
閑話休題、ショウガタップリの強さについては先程述べた通り、わからない方は是非一度ショウガタップリのレースぶりを見てもらいたい。
ショウガタップリと同世代、現4歳世代の馬に目を向けると今回出走しているのは
・ダイヤモンドライン
・ヒミノイチシロ
・マリンデュンデュン
この3頭、今回特に語っていきたいのは自分にとって1番思い入れがある大好きな馬、マリンデュンデュンの話。
マリンデュンデュンはデビュー前の能力試験で900mを55.4秒というデビュー前の時計としては破格の好時計をマークしての断然人気で2022年最初の金沢新馬戦に登場。
単勝人気は1.1倍と断然の支持を集めその期待に応え2着に2.3秒差(900m戦で)というとんでもない大差圧勝を飾る完璧なデビュー。
先程述べたショウガタップリと運命の歯車が噛み合ったレースは「2022年7月26日金沢4レース若鮎特別」1400m戦
https://www.youtube.com/live/QW026h7xeeQ?si=7k_LnNqANS8FE5SU
この時マリンデュンデュンはデビュー後次走距離延長1400m戦も2着に9馬身差の圧勝で2連勝で駒を進めてきたレース。単勝人気は1.0倍の断然の支持。
対するショウガタップリは新馬戦6馬身差圧勝後の次走がここと距離に関してはまだ未知数。
デビュー戦から鞍上が乗り替わった事ももしかしたら影響していたのか単勝5.8倍の2番人気。
しかしレースは3角手前からショウガタップリが逃げたマリンデュンデュンを捉え早め先頭に立ちそのまま押し切る結果に。
この強い勝ちっぷりで金沢競馬にショウガタップリという凄い馬がいる…と世間に知れ渡った意味でもこのレースは大きなターニングポイントだったと思うしマリンデュンデュンも3着以下は9馬身千切る強い内容。
まさに強い馬が強い競馬をしたという意味で凄く好レースだったと感じる。
ショウガタップリにとっては現役17戦で金沢地元同世代馬に上位人気を譲ったのはこのレースが最初で最後、その後の重賞勝ち鞍も素晴らしいものがあるが自分にとってこのレースは記憶に残る最高のマッチアップだった。
時を戻して本日の中日杯
ハクサンアマゾネスの引退レースという盛り上がりはもちろんあるし引退の花道を飾って欲しい気持ちは金沢競馬をずっと見てきているものとして当然ある。
ただショウガタップリに想いを馳せると石川ダービーという金沢世代最強を競うレースでショウガタップリに次ぐ2着と世代最強の次点まで登り詰めたダイヤモンドライン
そしてデビュー当時ショウガタップリ以上の存在だと期待されたマリンデュンデュン
この2頭が金沢最高峰の重賞「中日杯」で大金星を挙げる事でこの世代で最高の実績を残したショウガタップリの強さが改めて見直される。
こんなドラマがあっても良いのではないかと思う。
今回予想とは関係なくKの夢を乗せて応援したいのは
・マリンデュンデュン
・ハクサンアマゾネス
・ダイヤモンドライン
この3頭
ここからは予想のターンに入ります
1枠1番ホウオウジュレップのみ無料公開
その他はRP無料にて
全頭診断は簡潔に全馬自分が考えるポジティブな面3つネガティブな面では2つを列挙していきます。
今回のメンバーは金沢屈指の好メンバー
馬券的な話より力と力の名勝負を楽しめるレースになっていると感じます。
最終印はRP無料部分に後程追記します
1ホウオウジュレップ
(+)
・長い距離への適性高い。
・2走前は2着に3.1秒差を付ける大差圧勝
・自分の形に持ち込めた時の強さはメンバー屈指
(−)
・揉まれ弱い
・ハイペースになると息持ち不安
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