ガンナガンにおける切削戦術について

そもそも切削とは?


おそらくかなりのガンナガンプレイヤーには聞き慣れない単語であろう「切削」

切削とは山札の上からカードを捨て札に送る行為を指すものである。

ガンナガンでいうとウワンやバッドメディスン(以下悪薬)が切削能力を持つ。

また、「切削」という言葉の後に数字がつくことがある。(例:切削3)

この場合数字の数だけカードをどちらかの山札から捨てさせる側のプレイヤーが選んで捨てさせるという行為を指す。(例の場合は相手のどちらかの山札を選んで3枚捨てさせることとなる)

ではガンナガンにおける切削戦術とは何か?

実用的なものなのか?というものは次の章以降で議論する。

ガンナガンにおける切削戦術について


ガンナガンにおいて、特殊効果の持つナガンは打点が低く直接打点を与えるて勝つことは不可能であると考えられる。

そのため必然的に狙うのは相手のライブラリーアウト(又はサレンダー)となる。

本気で相手のライブラリーアウトを狙うのなら毎ターン機能のように切削能力を発動可能な発動可能なナトリのウルトである悪薬は欠かせないであろう。

速度1のナトリを使うなら1枚に付き2枚ボルテージチャージができるカードが6枚入っているドドメを選ぶのも良い択だ。

また、切削特化してるナガンのウワンも欠かせない。

切削となると使う銃士とナガンは基本この組み合わせだろう。

ピックのときの注意点


前章の銃士とナガンをピックするときは決して、

ナトリ ウワン/ドドメとピックしてはいけない。

理由としては相手が比較的アグロ寄りのデッキだった場合ウワンをピックしていた場合対処ができない場合が多くあるからである。

しかし、ナトリ ドドメ/ とピックをすれば相手が

ヒバナ ドドメ/ 等のアグロ構築のような形でも

ナトリ ドドメ/カサネ グッドメディスン等の

アグロしながら相手の強力なウルトを回避できる構築に無理やり持っていける。

1~2ターン目プレイング(悪薬が立つまで)


まず1~2ターン目は悪薬を建てることを第一に動く。

基本的にはウワンから引き、過負荷光球を1ターン目に一つでも建てることを目標とする。

計略のドローはウワンから

計略した場合撹乱光線を打っても良い

過負荷光球が一つ置けたらそれ以外をドドメに込めて発砲する。

過負荷光球がない又は過負荷光球を置いても手札が5枚以上あるかつ反物質光弾があればそれをウワンに装填し、残りをドドメに込め射撃。

相手がボルテージを捨て札にするカードを持ってる可能性があったらドドメからドロー

そうでなければウワンからドローし、ボルテージをピッタリ8にする。

これが基本的な1〜2ターン目の流れになる。

毎回約13%を引く自信があるならばドドメから引くことを強く推奨する。

ドドメからヒートアップを、3枚以上引ければ

ヒートアップ×3と残りの2枚装填で後1で悪薬が打てる。

そうして2ターン目までに建てれれば次のステップに移る。

3〜6ターン目プレイング(悪薬を置いてブリッツするまで)


ここの部分はあまり書くことがない,

目標としては悪薬を建ててから3~4ターンで次の状態を目指しながら多重力光球などで攻撃を躱し、ボトムに埋まった多重力光球をリユース等で浮かばせて再利用するのを繰り返す。

正直まともなコントロールリソースが無いので耐えるのが一番難しい。

目指すべき状態は下の3つである。

①大量切削実行するターンまでに手札にブリッツ、亜空光線を用意する(ハンデスして来る可能性がある対面ならばブリッツ、計略を手札に準備して追加ターンで亜空光線を引けるようにする)。

②過負荷光球をできるだけ建てる。(理想は3枚)

③ウワンに装填1以上入ってる。

順を追って説明する。

①はリユース等によるトップ調整や閃光幕による回収をすることにより達成ができる。

②は山札を掘っていると必然的に達成可能となる。

もしも破壊されてもリユースで山に戻すことが可能なので慌てることはないだろう。

多ければ多い程よいので実行ターンと相手のリーサルとの相談になる。

③これは追加ターンにて亜空光線を撃つための布石である。

①〜③までのステップが終わったら大量切削を実行します。

(ほぼ)最終ターンプレイング


計略があるなら計略を撃つ。

手札が6枚以上あるなら撹乱光線を打つなども考慮可能

ブリッツを撃ち、ウワンに装填しターンエンド

追加ターンでウワンに装填し、亜空光線を撃つことにより、山札を切削する。

このルートだと撹乱光線を考慮しない最大値は

(過負荷光球×3+悪薬)×2+亜空光線により

(3+4)×2+5=19枚切削できる。

相手のドローも考慮するとこれでゲームセットだろう。

切削理論値プレイ


上の方法は実は理論値ではない。

理論値は以下の通りである

実行ターンのときにウワンに詰め込めている弾丸を全て反物質光弾と考え、亜空光線を使わずに射撃すると亜空光線で削れる枚数(5枚)より多く削ることができる。

この場合撹乱光線を考慮しない最大値は

(過負荷光球×3+悪薬)×2+反物質×3+ウワン効果

上により(3+4)×2+3+4=21とフルデッキ一つを消し炭にしてもお釣りが帰ってくるほど切削ができる。

が、まぁ相手の対応を考慮してないため流石にここまでは届かないだろう。

しかし、こっちのルートだと、とある利点がある。

それは亜空光線のドローによる自滅を防ぐことである。

大量ドローは自らに大量切削をしていることと同義であるためかなり痛い。

そのため筆者は基本こちらのルートを採用している。

不利対面、有利対面


まずこのデッキの不利対面から紹介するとアグロである。

切削される前にこちらが消し炭になっては元も子もない。

対策としては相手の銃士とナガンがアグロ寄りならウワンなんか握らずにコントロールかアグロするナトリを握ることを強く推奨する。

逆にコントロールデッキやマカだったらちゃんと戦えるので握ることを推奨する。

終わりに


切削構築で大村杯#1優勝したのとあまりプレイングが転がっていないため初noteですが書き記しました。

この記事を見て少しでも切削ナガンに興味が湧いた方は是非是非お試しください!

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