iOSDC Japan 2020にオンライン参加してみた
こんにちは。hey株式会社で iOSエンジニアの川端です。
この度はiOSDCで初めてオンライン参加したのでその感想を述べたいと思います。
iOSDC
iOSエンジニアが集う国内最大級のテックカンファレンスです。
実践的な開発の話からニッチな技術の話まで様々なトークが見れるカンファレンスとなっています。従来は早稲田大学の西早稲田キャンパスにあつまってイベント参加する仕組みだったのが、今回、初めてフルオンラインでの開催となりました。
オンラインでのツール選定
動画配信はニコニコ動画(ニコニコ生放送)、コミュニケーションツールにはDiscordが採用されていました。これらのツールのおかげで、オンラインカンファレンスは、従来のカンファレンスよりもとても快適に参加できるようになりました。
まずニコニコ動画では、プレミアム会員であれば、リアルタイムでなくても後ほど発表を見ることができます。これはオフラインイベントでは決してなしえなかったことでした。おかげで、同時に発表されたが故に見れなかったものもみれますし、チケットは買ったけどで参加できない事情がある場合も、キャッチアップできる環境があるのはいいことですね。
ニコニコ動画にはみた人のコメントが残るので、発表の際にみている人がどんな反応があったかをみることができます。
そして、Discord。発表の最後に話し手に質問できる機会があり、それに用いられていました。
うまくツールを使うことで、非同期性を保ちつつ、一体感のあるカンファレンスを実現した今回のiOSDCは自分にとって初めてのオンラインカンファレンスでありながら、とてもよい体験ができたと思います。
面白い発表
個人的に面白かった発表は、
100人でアプリをリファクタリングして見えてきた、最強のiOSアプリ設計に求められること by Yuta KoshizawaやApple Silliconへの長い道がありました。
前者はリファクタリングを通じて整理されるコードのパターンを抽出し、コードが再設計され、使いやすくなるためのパターンを洗い出すというお話でした。
後者は、アップルが独自開発してきたAシリーズのチップがどのような変遷をとげ、今に至ったのか、というマニアックなお話でした。
この振り幅の広さこそ、テックカンファレンスの良いところだと思います。
アフターコロナについても、このスタイルは貫かれそうです。ニコニコのコメントからは、トイレに行きたくなっても並ばなくていい、というお話しもでていましたし、意外とメリットは多そうですw
そういえば、
今回は、コーヒーの豆をiOSDCのノベルティに同封させていただきました。そのコーヒー豆を使ったWebサービスを作っているエンジニアこそ、hey社の元エンジニアなのです。heyにいながらサービス開発を行い、軌道に乗って独立いたしました。
自分のやりたいことに向き合いながら、お商売をやっていく人々のサポートもやっていきたい、そんな贅沢な人も支えていくのが、heyという会社です。
そして、iOSエンジニアに向けた会社説明会が10/16(金)に開催されます
hello heyというイベントで、毎度テーマを変えながら会社説明会を開催しています。
https://hey.connpass.com/event/190716/
少しでも興味をもっていただけましたら、是非お越しください。(オンライン開催)
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