【雑記】モチベーションとUXのはなし
まえがき
DXが盛んに叫ばれていますね。デジタルの力で業務を変革する、つまり人間の行動を変容すると言い換えても過言ではないと思います。ここ最近こういったムーブメントの中で、メタバースやNFTと言う言葉も盛んに飛び交うようになりました。先端デバイスの出現によりこれまで2次元的だったインターフェースの概念も3次元的な形に変わっていき、ますます時代が変わらないことを許さない時が到来してるなぁという実感があります。
経済自体も意義化してきておりパーパスドリブンな流れに世界的になってきています。この流れはもう止められないでしょう。生活者は購買と言う行為を通じて社会課題を解決する事を購買の動機とし、もはや物を買うこと自体が目的ではなくなってきています。ジョブ理論的に言うとビッグハイアからリトルハイアに意義が移っていることを実感します。(CJMの後ろの方。サブスクリプションなんかもそうですよね。)
私自身、過去VRやAR、スマートグラスのUXUI、最近ではホロレンズを使った製造業の業務改善UXUIなどのプロジェクトに携わり感じたことは、デバイスが移り変わる状況の中でデバイスがどんどん人間と一体化してきているという事です。そういったことをきっかけにして、世界の動向と共にもっと人間自体の事を知らなければこの変化の激しい時代の中において、UX、そして人間中心設計はできなくなってくると思うになりました。(モチベーション、ストレスのメカニズムなど)
なので、以下の観点から自分自身の視野を広げていく取り組みを始めたいと思うに至りました。
モチベーションについて
日頃生活しているといろんなところでモチベーション、動機付け、動機形成などの言葉に出くわすと思います。特に仕事をしていると社内で飛び交う言葉の内の一つではないかと思います。ですが一体モチベーションってなんでしょう?辞書にはこう書かれていました。
モチベーション
物事を行うための,動機や意欲になるもの。刺激。熱意。
確かに、意欲的、やる気になっている状態、前向きな状態、など人それぞれ解釈があるように思います。本当に人それぞれモチベーションの定義って異なると思います。なので、人間の非言語情報をつかむエスノグラフィーや一人ひとり異なるユーザインタビューは欠かせないのです。
まえがきとモチベーションの関連性
人間の事を深く知ることによりモチベーションを引き出す事、これってUX(特にデザイン)に大きく関係する事だと思っています。継続的な快が続く状態→使い続けたい→デジタルプロダクトの良いUX、うれしい体験を提供し続けることにつながっていくと考えるからです。
人間と一体化するデバイス、仮想空間においては人間の事に対する理解が不可欠だと思っています。また理解することによって製造業や建設業などで働く人々に対し快適なデジタルプロダクトへのノウハウにも転用できると思っています。
人間の生理現象にも深くかかわるところなので、本能的な部分をロジカルに知る必要もあると思っています。
行きついたところがニューロサイエンス
今年は脳の構造と機能を知ることで、人間と一体化する方向で進化している先端デバイスにおける人間中心設計をやっていきたいと思っています。どのような状況で人間はモチベーションを認知するのか?など、このテーマを諸々の角度から考察し改めてエントリーを書ければいいと思っています。
キーワードはメタ認知、早寝早起き、モチベータ・モチベーションメディエータ・モチベーション、トップダウン型モチベーションとボトムアップ型モチベーション、心理的安全状態、イメージトレーニング、予測差分、自分ゴト化、予習、初体験、プロセスドリブン…この辺りでしょうか。
どのような形で仕上げていけるか今からワクワクしています。
ちょっと浅めの話になりましたが、2022年1本目のエントリーという事で宣言の意味合いも込め、書かせて頂きました。
ありがとうございました!