【雑記】ありがとうテレホーダイ
4日程前、このニュースを目にしました。
テレホーダイ終了…。
このニュースを見た時、結構さみしさと同時に「ありがとう」の気持ちが同時にこみ上げてきました。
テレホーダイって
インターネットは今でこそ、光やADSLなどの大容量回線で常時接続が当たり前になっていましたが、20年ほど前のインターネット黎明期と呼ばれている時代は、電話回線でインターネットにつないでいました。
ダイヤルアップ接続と言って、電話回線を使ってつなぐやり方ですね「カタカタカタカタ(基地局にダイヤルする音）…が～っ、がが～っ、ぴ～ぴ～」と言う音がなって、インターネットにつながる儀式を経て接続をしていました。
電話を使っていますので、当然のことながら電話代がかかるわけですし、その間家の電話は話し中になり使えないのです。例えば1時間インターネットをすれば、1時間分の電話料金がかかるわけです。その間家の電話は話し中という事でつながらず、、、よく親に怒られていました。（ADSL入れてるところは僕の周りではなかったです。）
ダイヤルアップユーザの救世主「テレホーダイ」
今に比べると不便でしたね。ですが、不便なりに未知の世界との出会いを楽しんでいました。が、そんなダイヤルアップユーザの救世主的存在がテレホーダイだったのです。
夜11時～朝5時まで月1,800円でつなぎ放題！！これは、本当にこれを救世主と呼ばずして何を救世主と呼んだらいいのか、と言っていいくらいのサービスでした。
その頃は大学3回～4回の時期でしたから、毎日朝から大学に行かなくてもいいわけです。大体バイトを夜11時に終わり家に帰り夕食などを済ませると12時頃、そうです「いつつないでもいいんです」。缶ビールを片手に、いそいそとPCの前に座り、インターネットに接続しました。
若いから？か、本当に毎日朝5時まで過ぎるのが早くて、楽しかったです。それもこれもテレホーダイのおかげです。
なので、終了のニュースを見た時にはこの頃の思い出がよみがえってきて、「いつ書こう」と思っていました。
毎日5時間とか何にハマっていたのか。ちょっとその頃の事を思い出して書きたいと思います。
①BBS
ビービーエス、掲示板ですね。その頃は、teacupという掲示板サービスが有名で結構みんな使っていました。バイトメンバー同士のやり取りやHPへ設置したり、今でいうコミュニティ掲示板なんかもありました。ググってみると、今もteacupの掲示板はあるようです。(返信機能があるものは借りるのに条件があったりとか、だった気がします）
キリ番ゲットでカキコしてね♪、このフレーズも当時はとてもよく見かけました。
②HP（ホームページ）
当時は、WEBサイトっていう呼び方なかったような気がします。もっぱらホームページ、です。プロバイダーやHPサービスでサーバースペースが10MBあって、そこで自作のホームページを作るのにハマっていました。そこでHTMLタグを色々と使っていました。いけないタグを自分のローカルで試してPCがハングしたり、無限ウィンドウ開いてデスクトップがどうしようもなくなったり、全て今の仕事につながるいい思い出です。
上記のBBSをコンテンツの1つとして運営している方が多かったと思います。運営者同士で、BBSに書き込みに行ったりして交流があったのも懐かしいです。（今でも交流がある人もいます）
今ではタブーな、アクセスするといきなり音楽(自作)が流れる…みたいなこともやっていましたｗ。ネスケでしか使えないタグを使って流れる文字を組んでみたり、テーブルタグを使って電光掲示板にしてみたり…書いてるとだんだん懐かしくなってきました。
この頃、夜を徹してHPを作ったり、知り合いのBBSを回ったり、、、色々してたら時間もすぐに過ぎていましたね。
③テキストサイト
今のブログの走り的なムーブメントが当時はありました。テキストサイトです。スクロールをうまく使ってストーリーをテキストで展開するサイトです。中でも伝説的だったのは侍魂かな。（ほかにもニガシオなど著名なテキストサイトは沢山ありましたが、名前が出てきません。。）
先行者は初めて見た時死ぬほど笑いましたｗｗｗ。後は富士山登山記などこの時代のアイコンと言えるサイトだったのかなと思います。(今みたいにケータイで見れないからね。。。)
④ICQ
あぁ、懐かしい。。
ICQは一言で言うとチャットツールです。個々人に8桁の番号が割り当てられ、上記のBBSなどで仲良くなった人とICQ番号を交換して個室に移りおしゃべりするわけですねw。
カッコー（アッオー）と言う通知音が印象的でした。ホントに画期的でした。あったことない人とパソコンで話が出来る…。インターネットってすごいなぁと思ってました。
ここでチャットをしていると、時間がすぐに過ぎてしまいます。
今調べてみると、今もICQはあるみたいですね。やばい、再開しようかな。。。
それもこれもすべてテレホーダイのおかげ
この頃からインターネットをやっている方は結構おなじみのサービスばかりだったかと思いますが、それもこれもテレホーダイがあったのでなんの気兼ねもなくインターネットが出来たおかげです。
本当にありがとう、テレホーダイ。
君がいたから今の僕があると言っても過言ではないよ。
ありがとうございました。