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クリスタをiPadで使い始めました

昨年、長らく使っていたWindowsマシンを引退させることになり、最後までWindowsで動かしていたCLIP Studio Paint(以下、クリスタ)とワコムのタブレット(Intuos 4)はメインマシンのMacBook Proへ移籍… となるはずでしたが、結果的に断念せざるを得ませんでした。クリスタは1アカウントでどちらのOSでも使えたので問題なかったのですが、タブレットのドライバが、macOSのサポートを、終了、して、いたのです。早く言ってよ…。

じゃあ新しい板タブを買う?
でも日頃のお絵描きならiPad Pro 11インチ(第1世代)で問題ない。板タブの出番は少ない。
じゃあiPad Proで済ます?
でもアプリ版クリスタを使うには画面が狭い。効率悪い。(試してはみた)
じゃあ漫画もProcreateで書く?
コマ割りとかページ管理とかめんどくない?… あと便利素材とか便利ブラシとかないと描ききれない…プリーズクリスタ…

という感じで半年以上たびたび脳内会議を開催して激論を交わし続けた挙句、最終的な結論は
「iPad Pro 12.9インチを買う」
でした。

板タブに比べると高くつきましたけど、使用感は最高です。そのあたりは現在発売中のMac Fanに詳しく書かせていただいたので、よろしければぜひお読みください。(宣伝)

Mac Fan 2022年3月号「iPadの選び方大全」特集

本誌では少ししか触れていなかったのですが、iPadでクリスタを快適に使うための”左手デバイス”として、モバイルキーボードを導入したので、その点を補足しておきます。

アプリ版のクリスタは、一応キーボードなしでも使える環境ではあるのですが、Shiftとかの修飾キーがクリスタ独自の”エッジキーボード”(画面端に表示させるソフトウェアキー)になってしまうのがどうにも使いにくくて。だったらショートカット用にテンキー接続すればいいじゃん? と思いきや、修飾キーは割り当てられないとかで、結局QWERTYキーボードになりました。Macにつなげているキーボードがマルチペアリング対応だったらそれでもよかったんですけど、デスク上の配置が少々無理っぽいし、ここは専用にした方が使いやすかろうと。

で、このモデルを選んだ理由は、半分に折った状態で使えるからです。

キーボードを使うのは左手だけなので、左手の分だけあればいいんです。だからキーを外側にしてパタっとたたみ、こんな状態で使っています。

半分に折り畳んで使えるキーボードにショートカットキーをシールで貼り付け

しばらく試行錯誤しつつ、使いやすいようショートカットキーを割り当てて、忘れないようシールを貼り付けました。ちょっと剥がれやすいのでそのうちしっかりした素材のやつに貼り替えたい…。

結果的に、左手デバイスとして非常に快適で、コピー&ペーストとか⌘とかが普通に使えるのも大変助かってます。アプリ版のクリスタでショートカットにお困りの方がいらっしゃったらおすすめです。

さて、あとは描くだけですねー。


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