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Web Designingで制作会社のデータ活用とCore Web Vitalsに関する記事を書きました

2022年4月18日発売の『Web Designing』6月号にて、Web制作会社のデータ活用に関する特集を担当しました。

Web Designing 2022年6月号発売

Webサイトは制作するだけでなく、運用して成果を出すためのもの。そのために、アクセス解析・データ活用による改善が必須の世の中となっています。でも、解析ツールは入れてあるけど何を読み取ればいいの? どう活用すればいいの? 上司の判断を動かすにはどう提案したらいいの? …を深掘りするのが今回の特集のテーマです。ギリギリのタイミングでGA4の記事も間に合ったようです。

GA4って何が違うの? という話も

Web Designingは、雑誌版・デジタル版で発売中。読み放題の「楽天マガジン」でも配信されています。

「Web制作会社が行う運用・改善のかたち」パートのこと

私が担当したパートでは、データ活用・改善に関してどんな取り組みをなさっているのか、Web制作会社さんに取材させていただきました。また、SEO関係でいま注目の「Core Web Vitals」についても詳しいお話をお聞きしています。ご協力いただいた企業様、ご担当者様、本当にありがとうございました。

「データに振り回されないWeb制作・運用であるために」(プラスデザインカンパニー様)
「Webサイト改善サービスを制作会社が提供する強み」(株式会社サービシンク様)
「『Core Web Vitals』の現状と対策」(株式会社電通デジタル様)

Webサイトの”改善”というと、どうしても「KPIを設定して、データドリブンでPDCAをどんどん回す」ってイメージになりがちです。それを専門にしている会社もたくさんあります。でも取材を進めるうちに、Web制作会社にとって改善の資源はツールで取得したデータだけではないのだと教えられました。大事なのは、制作する中で深めてきたクライアントの企業理解やユーザー理解、そしてそれを形にする制作の知見なんですね。

クライアントをよく知るからこそ的確な改善点がわかる、顧客理解・業界理解の積み重ねがあるから的確な提案ができる、という。かかりつけ医のようなもの、という感じでしょうか。やはり「制作する」だけでなく、長く伴走するビジネスパートナーとしての制作会社の存在が、今ますます重要になっているのではないかと思いました。

そしてCore Web Vitalsです。「ページ体験」を評価するGoogleの新たな指標ということで、制作者にどんな影響があるのかを詳しくお聞きしました。各指標の意味や対策を知ることも大切ですが、単にSEO的に新たな脅威と考えていてはもったいない…というお話です。指標としてうまく活用すれば、きちんと訪問者のページ体験を向上させ、CVRアップにも繋がる可能性があります。

品質のよいコンテンツを評価するための指標なのに、評価を得るためのコンテンツ作りになっては本末転倒ですよね。スコアを上げなきゃランクが落ちるんじゃ?!と不安に思っている方にぜひ参考にしていただきたいと思います。

今回も、取材を通して本当にたくさん勉強させていただきました。ありがとうございました。Web制作に関わるお仕事をなさっている方々に、手にしていただければ幸いです。

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