Mac Fan7月号でクリスタの左手デバイスの記事を書いた直後にコンパニオンモードが出ました
現在発売中の『Mac Fan』7月号にて、「MacとiPad、使い分け&連携の極意」と、「Appleマニアのデスク環境&愛用ガジェット」で記事を書かせていただきました。よかったら読んでね!
「愛用ガジェット」の記事では、iPad版クリスタとセットで使っているBluetooth接続のコンパクトなキーボードを紹介しました。以前にnoteでも書きましたが、ツールのショートカット入力用で、いわゆる左手デバイスの代わりにしているやつですね。ただね、発売日の直前にクリスタがアップデートしまして、ウワサの「コンパニオンモード」が搭載されたんですよ。
クリスタのアップデートで「コンパニオンモード」登場
コンパニオンモードは、PCやタブレットでクリスタを使う際に、スマホを連携させて片手入力デバイスにできる機能です。noteでもたくさんの方が使用レポを書いていらっしゃいますね。
コンパニオンモードに設定したスマホからは、下記の機能が使えるそうで。
クイックアクセス
カラーサークル
ジェスチャーパッド
サブビュー
色混ぜパレット
Webtoonプレビュー
モード切替(修飾キー)
色混ぜパレットって? と思ったらこれも新機能なんですね。絵の具のように、パレット上で色を混ぜて調色ができるみたいです。油彩・水彩系で描くときにはいいのかもしれません。
個人的に使いそうなのはカラーサークルですかね。マンガ原稿ならメイン画面にレイヤーとブラシを出しておけば大体事足りるのですが、カラーだとどうしてもカラーサークルを出しておきたいんですよね。メイン画面の邪魔をせずにカラーサークルが使えるのは便利かも。
クイックアクセスは、使いこなしたら便利そうな気はしているのですが、そこまでカスタマイズする労力をかけるほど使い込んでいるかというと微妙で…。そのうち試してみたいとは思っています。
あと、せっかくなので素材ウィンドウにも対応してくれないものですかね… トーンとかダウンロードした素材とかを探すのが結構大変なので。(これもクイックアクセスに入るのかな?)
キーボード版左手デバイスは不要になるか?
最初にご紹介したMac Fanの記事に戻りますと、せっかく書かせてもらったけどこの話もう不要なんじゃ…? と発売日を前にちょっと不安になっておりました。
しかし実際に使ってみると、どうやらそうでもないようです。
「新規レイヤー」などのコマンドは「クイックアクセス」に登録すればコンパニオンモードから便利に使えますが、ツールにショートカットキーを割り当てて「押している間だけ消しゴム」みたいな使い方をするなら、やはりキーボードの方が向いています。なるべくノールックで押したい、というのもあります。
あとは「Shift」「command」などの修飾キーですね。コンパニオンモードの「モード切替」画面にすると「Shift」「Ctrl」などの機能が使えますが、これを使うために画面を切り替えるのはちょっと面倒なんじゃないかと。
それと、懸念はバッテリーですかね。メインで使っているスマホを、アプリ起動のまま母艦と連携させておくのは少々不安で…。使うほど劣化も早くなりますしね。
そういうわけで、当面はBluetoothキーボードをメインに、カラーの時はコンパニオンモードの併用を試してみようかと思っています。まず配置場所をどうするか考えますかね。