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インドの川に向かってく4日目②
どーも、pmanです、どもども。やってしまいました。書き溜めていた記事の順番を間違えてしまいました。
本当は今日の記事を昨日アップするつもりでした。できたら、これを読んでいただいてから昨日の記事を読んでいただければと思います。
失敗失敗。申し訳ない。
前回までは↓から
ゆっくりとコビーさんは舟を漕ぎ出しました。
私はボート後方に腰掛けます。ちょっと使い込んだ木で組まれた古めかしい舟です。コビーさんの櫓をこぐ「ギッギッ」という音が心地よいです。
先程まで丘から見ていた人たちを今度は川の方から見ます。沐浴する人、スクワット?する人、歯を磨く人、洗濯する人、エトセトラエトセトラ。この人たちはガンジス川が生活の一部なんだなぁ。そんな生活の一部を観光客に見られるのも、当たり前なんだなぁ。と。なんだか不思議な感じです。
さてさてこんなに生活の一部になってる川ですが、水質は非常に悪いです。非常に悪い。なんかね、トロっとしてますの。
実はインドに来てから過酷な道をサンダルで歩いていたせいで、足の皮が剥けちゃったり、小ちゃい擦り傷ができてたりします。ガンジス川来たら足くらい浸けてみようと思ってましたが、この水質見てビビッちゃいました。やべー、ここにこの傷のある足浸けたら破傷風とかにならない?怖い…。
というわけで、ボートの上からガンジス川を楽しみます。やがて左手から朝日が昇りはじめます。
うわー。うわわわ。
そうか、これを見るためにインドまで来たんだな、私は。この景色に呼ばれたんだな。
この瞬間、もう一泊ヴァラナシに泊まることが決定しました。
後ろの方の楽ちんでは生活していく逞しい人々がいて、来世に続くこの川の向こうにはとてつもない朝日が昇り、ちょうどこの世とあの世の間をみたんだな。と。
日本で仕事やらなんやらで煮詰まりまくって、マイワイフにお尻叩かれてこんな縁もゆかりもないインドまで来て、この景色が見られたんなら、ここまでのワチャワチャも悪くはないかもなあ。と。
いつまでもいつまでもこの景色を見ていたかったのですが、ボートは岸に戻りますし、朝日は昇って午前中のお日様に変わってしまいます。
なんとも晴れやかな気持ちで、ガンジス川から宿に戻る私でした。続く。