インドの川に向かってく2日目⑥
どーも、pmanです、どもども。
ここまでの話は↓から
いよいよ、インドの列車を体験すべく、ニューデリー駅に向かいます。なんか電車の上にまで人が溢れかえってるのを想像しませんでした?私はしました。
しかし、今はあんまりそんなこともないらしいですな。また、カースト制が色濃く残る国ゆえに電車ははっきりと細かく等級が分かれております。私の乗る車両は上から2番目にいい方の席でした。どうやら外国人枠とか、軍人枠とか、車両によって、いろんな制約があるらしいです。ちなみに制約が全くない車両もあるみたいです。
……さあ、悪名高きニューデリー駅に到着です。
「この階段は使えないぜ、でも、今日は特別に俺の顔で通らせてやるから、お金ちょうだい。」
とか
「ここから先はテロを警戒中だ。通りたかったらお金ちょうだい。」
って人達がいっぱいいるという噂の、ニューデリー駅。もちろん詐欺ですから、言うこと聞いちゃいけません。
はい、どーん。相変わらず無秩序。各々好き勝手に立ったり座ったりしながら電車を待ちます。
さらに、どーん。家族も輪になって電車を待ちます。(地面に座り込みながら)
インドの駅の電光掲示板は〇〇行きとは書いてません。電車の番号と電車の名前。そしてあてにならない時刻が書いてあるだけです。自分の乗る電車を探すだけでそりゃもう、必死。インドの電車の時刻は本当にあてにならないらしく、3時間とか6時間とか平気で遅れてくるらしい。
かといって、遅れることを前提としてると、ちゃんと時間通りに来ることもあるらしく、ほんとやんなっちゃう。
とりあえず、自分の乗る電車のホームに向かって行くとすごい鮨詰めの電車発見。なんとこのままドア開けっ放しで発車してしまいました。お国柄です。
さてさて、ホームに行くと牛がいました。いや、なんかの比喩とかじゃなく、普通に牛がホームを歩いてるんです。
びっくりしすぎて、写真を忘れてしまいました。そしてキヲスク的なところでポテチとコーラを買っていると、何と私の乗る電車が時間通りにやってきました。なんたるラッキー‼️
そして、長いの。何両あるの?え?15両以上ある?
慌てて私の乗る車両を探します。いや、わからん。え?あ、あれ車掌さん?ぽい?人を捕まえて、私の乗る車両を尋ねます。
どうやら、すぐ近くらしく、何と座席まで案内してくれました。ありがたやー。
今回は寝台列車です。私の席は2段ベットの上の段であります。うーん。快適。下の段にはインド人家族が談笑しております。
旅の恥はかき捨て。下の家族に思い切って話かけます。切符を見せながら
「私、この駅で降りたい。でも、英語が苦手でござる。着いたら一声かけてもらえないでしょうか?」
下の家族のお父さん、笑顔で
「オーーケーー!」
サンキュー、安心。
よーしちょっと一休みしたら、電車の中も写真撮ったり、探検したりしてみるかな。
夜行列車ゆえに時間はたっぷりあります。明日の朝早く、ヴァラナシに到着する予定です。
まずは、よーし。
一休み…。
うーん、、、ムニャムニャ。
はっと気がつくと、周りは明るくなってます。電車は止まっております。周りに人がいません。
え?え?どうやら爆睡していたようです。こんな、インドまで来て、こんな夜行列車で、普通に爆睡できる自分が怖い。
っていうか下にいたお父さーん!あれ?いないなぁ。清掃係風なお兄さんに聞きます。
「ここ、ヴァラナシ?」
「イェース。」
……やべーじゃん。慌てて荷物を持って電車をおります。
とりあえず、電車の写真だけでもパチリ。↓こんな電車に乗ってました。
何が何やら分からないまま、いよいよヴァラナシに到着したのでした。続く。