インドの川に向かってく2日目③
どーも、pmanです、どもども。
前回までは↓から
一見優しげなおじさん。郵便局を出てからコンノートプレイスまで案内してあげるよ。とのことでノコノコ着いていくpman。
まあ、かれこれ30分は歩きました。暑い。インドは暑い。いつコンノートプレイス?と思っていると、やっとこさおじさん、足を止めました。手招きで「さぁ、ここに入れ。」と言っています。見ると小さな小さなお店。長机のようなものが一つと奥に別のおじさんが1人。
「ガバメント、ホニャララ〜。ガバメント、ホニャララ〜。」
どうやら政府公認の旅行案内所だと言ってるっぽい。
これ、インターネットに載ってだやつだ。親切な顔して、「政府公認だから安心して。」って言って旅行案内所に連れ込むやつ。もちろん、政府公認じゃないし、結構高額な報酬を請求されるやつ。
あまりにも教科書どおりの展開に少し笑いそうになりながら「ノーサンキュー。ノーサンキュー。」
そしてダッシュで逃げました。しばらく道をぐるぐるまわります。いつあの親切おじさんが追ってくるかと思うと、気が気じゃありません。が、どうやら追っかけては来ないようです。すげ〜な、インド。インドの洗礼をバケツいっぱい浴びましたね。
…………ところでここはどこ?インドで迷子?
…………よし。腹を括ろう。リクシャーでコンノートプレイスまで行くのだ。
リクシャーとは
こんな乗り物、タクシーよりお手軽なタクシーみたいな乗り物です。ただ、値段交渉しないとぼったくられることもあるみたいです。
早速広い道に出て、ガンガン走ってるリクシャーの1人に向かって手をあげます。スーッと止まるリクシャー。
「コンノートプレイス、プリーズ。」
多少のお金の交渉はあったけど、ぼったくられることもなく、わりかしすんなりと発車してくれました。
それにしても気持ちいいですなぁ。バイクのように風を受けつつ車のようにゆったりと乗れて、小回りも抜群だし。日本の田舎でもウケそうな乗り物ですなぁ。
そんなこんなで15分ほどでコンノートプレイスに到着です。
今まで見てきたどのインドより建物が綺麗。見たことあるようなショップも色々あります。商業の中心なのでしょうか、身なりもちゃんとした人たちが多いです。
でも油断するとすぐに現れる物乞いの方々。特に家族で、というか、子どもを連れた物乞いの方々にはなんとも言えない感情がわいてきます。つい、施しを考えてしまいます。「そういうのは偽善だとか、その人のためにならない」という人がいるのも分かっているのですが、やっぱり目の前で見ちゃうと、ね。せめて見えてしまったことに対してはなんとかしたいような…。と、いうわけで、とにかくここからは、自分の中でルールを決めました。
『ポケットに小銭があって、子どもの物乞いの時は、その子どもに小銭をあげる!小銭が無ければだめ。大人もだめ。』
ルールを決めてしまえばあとはそれに則って行動すればいい。とにかく、物乞いを見るたびに心が動いていてはやってられないのよ、pman。
さてさて、ルールを決めたことによりやっと、落ち着いたpman。お昼ご飯を食べることにします。
決めたのはちょっとしたフードコート。そこだと、手軽にインド料理を楽しめる。ということです。ワクワクしながら向かいました。続く。