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海外の空港でのトイレ手洗い事情ートランスファーやラウンジから
※加筆と訂正を行いました。
Blog「テクテクと。」でも更新しています。コロナウイルスで手を洗えと声高ですが、節水しすぎで水道の水がチョロチョロと水圧が低く「よく手を洗えない」です。
北海道のトイレなどは、水が冷たすぎて10秒が限界です(>_<)
トイレを使ったあと手を洗う習慣のない国
札幌に住んでいて、日本の休日をやり繰りしてやっと海外旅行へいくのが楽しみであります。その場合、主に新千歳空港を使って旅にでます。日本中が連休と祝日なので海外へ出かける時は、羽田・成田・関空と言った国内線を乗り継ぐよりも、海外の空港を乗り継ぎに使った方が便利な事も多いです。
しかも、その場合は日本の航空会社がコードシェア便になっていて実際の運航会社よりも割高なこともあったりします。最近は、その国の事情などで運航が取り消しとなったりもするリスクも感じています。
ところで、空港で航空機に乗る前に大半の人はトイレに行って来ると思います。そこで並んで待ってたりして色々な国の人を観察する機会があります。
その中には、明らかな日本人もいますが、海外の人達の中では日本と違った光景を目にします。
誤解をまねきかねないので日本人がトイレをした後に手を洗わない率を調べてみたら、ちょうどよい資料が「消費者庁」からでていました。
それによると、対象は「全国の16~65歳の男女2000人」の中で「トイレ後の手洗いについて」手を洗わない方の合計が15.4%もいると言う事です。
実際の資料の完全なリンクはこちらになります。PDFファイルとなっていました。
「消費者の手洗い等に関する実態調査について」 消費者庁消費者安全課
トイレの後手を洗わないという人がいるというのも驚きですが、
当時「ノロウイルスによる食中毒を予防しましょう」という事で作られたもののようですが、「手洗いの方法について、学んだことはありますか。」の問いに「学んだことはない」が45.2%となっている点にビックリしました。
21世紀の日本の衛生環境が、前世紀よりも「学び」という点で不足しているのではないかと感じています。
古い話で恐縮しますが、みかんネットのようなものに固形石けんが蛇口に吊されている、さらに、ホーローの洗面器が横に置いてあり逆性石けん液に手を浸す方法でしたが、しっかりと手洗いは教えられたと思います。
そのやり方での衛生の水準はきわめて疑問なのですが、それでも、手洗いの仕方をしっかりと習っていた気がしますし、家庭での「しつけ」という部分も大きかったと思います。
環境が衛生的になると、しつけも退化していくのかもしれません。
海外の空港では、トイレした後に手を洗う?
話は大きくそれてしいましたが、日本人すらそうなのだから最近のインバウンドを含めて、海外の人はそもそも「トイレの後に手を洗う」という習慣があるのかが疑問に思っています。
トイレそのものの混みように比べて明らかに手洗いの場所の混み方が比例しないことでもわかります。スールする人や蛇口から出てくる水をサッとかけるだけの人も多いように見受けられます。
エアータオルを使わない人も紙タオルも使わない・・・。
空港でのトランスファー時には、空港内の主要な場所にトイレがあります。特に、着陸後のトイレは、入国審査場へ向かう方向のトイレすべてが混み合います。
その中で、多くの人は手を洗う事をしない人の出会いの場になります。今流行の言葉で言えば、「濃厚接触」の場でしょうか。それぞれの国の事情があるのでしょうが、手を洗わないのは病気にかかわる細菌(ウイルス)などの運搬していることになりやすいはずです。
避けられる空間ならいいのですが、プライオリティパスで入れる「ラウンジ」も例外ではありません。色々な国の人が集まるので、男性トイレでは手を洗わずに出て行くことも珍しい事ではありません。
ラウンジは、各自が取り分けるビュッフェ形式(ブッフェ)が主流なので、トングなどの扱ったあとの手はアルコールで拭き取っておきたいです。
多国籍の人達の空間
以前LCCで移動した時の機内座席の様子です。テーブルを開けると落書き?かと思う汚れです。食事を提供される前だったので思わず、アルコール除菌をしました。
ほぼ満席の機内の座席に座る人の中で、日本人の比率で15.4%は手洗いをしなかったとする、さらに手洗いの習慣のない多国籍の人がいるとするとこの閉鎖の空間で「ウイルスが発生」していた場合は・・・。
日本人でも80歳代・70歳代・60歳代と世代で手洗いの認識は違っているし、世代で別けなくとも、アルコール除菌が認知された80年代後半の情報を持って実行している人とは衛生の管理のベースが違っています。
欠かせない旅のアイテムのひとつ
海外へ行くときには、必ず持っていくものがあります。これは本当に役に立ってきました。それは、アルコール成分が入ったウェットティッシュです。
時には、ジッパー付きの透明の袋に、不織布のティッシュを入れて、アルコールの濃度を調整した自家製ティッシュを持ち歩くこともあります。
自己防衛ですが、飛行機内のテーブルトレーとか、空港の歩く歩道の手すりとか、手を洗わなかった人が触る場所はたくさんあります。あまり神経質にはなっていませんが、常に持って歩いている旅のアイテムです。
最近は、コロナウイルスのため市販のウェットティッシュが、売り切れて閉まって入荷待ちも多いようです。海外旅行の計画があるなら家族分の用意をしていくとよいかもしれません。