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読まれそうで読まれないちょっとだけ読んでほしいK2マガジン最初の記事
「K2ってどんな団体なんですか?」
こう聞かれて即答できるスタッフやメンバーはK2にはあまりいない。
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もちろん公式サイトはあるし、
会社の沿革を見れば何をやってきたかは明らかだ。
おまけに「ネットワークの力で若者支援を」とロゴの上にしっかり書いてある。
自立就労支援・・・共同生活寮の運営・・・海外での生活体験・・・。どのプログラムも立派な若者支援と言える。
だが、K2マガジン編集部があるK2ビルの2階からは、民間学童「放課後ドラマぽにょ+」に通う子どもたちの元気な声が聞こえてくる。
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若者支援というにはいくらなんでも若すぎるだろう。
しかも、K2ビル1階には「250にこまる食堂」があり、
『あったかくておいしいご飯が食べられる』を合言葉に、
若者の社会復帰までの準備の場として運営されている。
・・・のだが、何故か秋の夕方頃になると、
オフィスで働いているベテランスタッフが食堂の設備を利用して、
焼き芋を作って販売していることがある。なんでさ。
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また徒歩10分の所ではお好み焼き屋「ころんぶす」が営業しているのだが、メインのビジュアルがお好み焼きなのに、キムチチャーハンが抜群に美味しいのだ。
これではお好み焼きの立場がないではないか。
おまけに遠く離れた宮城県石巻市や福島県矢祭町から商品を仕入れ、
「うんめえもん市」や「横浜♥矢祭 in モンマルシェ」と称して、
各地の特産品を横浜各地で売っていたりする。
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最近ではオンライン販売まで始めてしまった。
『デジタルによる地方創生』を掲げる行政機関でもあるまいし。
(※うんめえもん市及びオンライン販売は2023年3月で終了)
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ともかく説明が難しいのだ。多角的ってレベルではない。
『要するに』という枕詞は禁句と言ってもいいだろう。
だからあえて要約せず、K2をありのまま伝えるというミッションを与えられたK2DOCチームが立ち上がり、ついに『K2マガジン』が爆誕したのである。
K2マガジンはK2の行っている活動やイベントなどを(たまに)紹介しつつ、生きづらさを感じている変態達が割と自由に書きたいことを書き連ねていく、「笑いと尊厳メディア」として第一歩を踏み出した。
読者の方には、K2DOCが目に見えない・・・しかし確かにいるはずの仲間達が集う、オンライン秘密基地になるその日まで、是非お付き合い頂きたい。
K2DOCチーム一同