いわき市教育研究発表会 第1部 まとめ
<K中学校K先生の発表>
実践の視点 「主体的・対話的で深い学び」の手立てとしての授業における「場面設定の工夫」
1年次)既習の言語を繰り返し使いながらコミュニケーション力を
高める場面設定
2年次)既習の言語をどこでどのように使用するか判断させなが
ら、コミュニケーション力を高める場面設定
○「実践を終えて」から考えさせられたこと
・いかに子供達に英語圏の世界を作り出すか
・「定着」とは具体的に何を指すのか?
・「定着」から「運用」までの繋ぎをどうするか?
・そもそも英語じゃなくてもコミュニケーション能力が低いという現実
○英語科の見方・考え方〜学習指導要領から〜
「外国で表現し伝え合うため、外国語やその背景にある文化を、社会や世界他者との関わりに着目して捉え、コミュニケーションを行う目的や場面、情況等に応じて、情報を整理しながら考えなどを形成し、再構築すること」
○コミュニケーションの取り方は?
どんな状況のもとで、相手は今どんな気持ちでいるのか、お互いに何を伝え合いたいのかなど、国によって、相手によって、家庭環境や歴史的背景、それぞれの文化によって変わってくる。そして、それぞれのもつ心情は異なり、相手を気遣いながら発する言葉も変わってくる。
⏩言葉だけを教える英語教師ではいけない
⏩教科書などにある、題材や話題を活用し、目の前の子ども達に様々な側面や背景を体得させていくことも大事な役目
○単元構想シートについて(いわき市で作成)
上記のことを踏まえて作成したものは、目に見える形で各観点の評価を計画的にでき、振り返りもしやすい。
<K先生ご自身の取り組みに関してのメモ>
・key sentenceを使わせるのではなく、使うと会話がスムーズに進む展開
・会話をする際に他者意識を持たせることを意識させる
・毎時間振り返りを3文の英語で書かせる(2年生での実践)
①I'm〇〇(形容詞).
②Because SV.(①に対しての理由)
③I want to V〜.またはI should V〜.