内臓疲労が腰痛に影響している場合

ご来店される腰痛にて最近少し増えてきているケースのご紹介。
今回の患者さんは頭蓋の問題もありましたが、
肝臓疲労による影響が多いように見受けられました。

肝臓が疲れると周辺組織が硬くなるので
その緊張が直接腰に負荷をかけてしまうこともありますが、
それ以上に身体にとって良くないことが起きます。

肝臓や腎臓は様々な働きをしていてどちらも重要な臓器です。
中でも解毒作用の働きは大きく、
肝臓と腎臓は体内の血液をクリーニングしてくれています。

肝臓や腎臓が疲れてくると、
血液を十分クリーニングすることができなくなるので
血液が汚れている状態になります。

疲れはとれないし、
気持ち悪くもなるし、
体は動かないし、
睡眠の質も悪くなります。

全ての機能が低下しているため治りづらくなってしまいます。

どういったことが肝臓に負担をかけるのでしょうか?

肝臓に負担をかける3つの原因について
考察していきます、

(1)お酒 
お酒が肝臓に負担をかけることは誰しも知っているはず。

アルコールは身体にとって有毒で肝臓で代謝されるので
毎日お酒を飲んでる人は肝臓に負担がかかっています。

今回の患者さんもお酒をよく飲まれるということでした。
一昔前は「お酒を飲むと肝臓が壊れる」と言ってましたが、
最近はお酒を一滴も飲まないのに肝臓が壊れている人がいます。

(2)腸内環境
腸内環境が悪いと食べたものが腸内で腐敗し、
アンモニアやメタンなど体にとって毒性が強いガスが発生します。

それが血中に流れて肝臓がそれを処理しないといけなくなるので
肝臓に負担がかかります。

一番まずいのは消化不良です。24時間ずっと腸内にガスを発生させるものがあると、それは肝臓にかなりの負担をかけます。

(3)薬
薬は肝臓で代謝され、腎臓で排泄されたりするので、
肝臓や腎臓に負担をかけます。

特に長期的に薬を服用されている場合、かなりの負担がかかっています。

今回の患者さんも10年間鎮痛剤を服用されてるということでした。

では、肝臓が弱っている場合、
整体や鍼灸などの施術でどのようにアプローチしていくのか?

根本的には血液をキレイにすることです。

お酒なのか、腸内環境なのか、薬なのか大元の原因を特定して、
生活を改善したり薬を減らしたりしていくことで
肝臓の負担を一気に減らすことができます。

ただし、現実的にはそれができない患者さんが多くいらっしゃいます。

なかなか治りにくい患者さんというのは
そもそも内臓系に問題があったりして回復力が落ちています。

ですから、内臓をチェックしたり、
生活のヒアリングも重点的に行っていくと
治すヒントが見つかるかもしれません。

実際に施術前後のヒアリング、
カウンセリングから生活習慣改善、継続していくことによって驚くべき変化を体感している方が増えています。

施術のご予約ご相談は
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