自尊心を大切にするとは？

ヒューマンニーズ（尊敬され、評価されたい）に応えるために、基本原則という考えがある。

基本原則は5つの項目があり、順番に使う必要はない。

今回は、「自尊心」について、見ていきます！

【参考文献】
世界基準のリーダー養成講座　人を通じて成果を生み出す「任せる力」　　テイシー・バイアム、リチャード・ウェリンズ著　 ※楽天サイト　https://a.r10.to/hItAdn

上記を参考・引用して、記事を書いております。

✅自尊心とは・・・

自分が自分自身をどう思っているか？ということ。

「自分は〇〇な人間だ」
「自分は社会に対して貢献できている」
「自分はこうありたい」　などなど

✅自尊心を大切にするとは(2つ)・・・

「自尊心を守る」：相手を傷つけない。相手にダメな人間だと思わせない。（最低限のノルマ）
「自尊心を高める」：いいアイデアを提供してくれたこと、相手の努力を評価し、自分には真の価値があり、重要な貢献をしていると自覚させる。

✅自尊心は今までにたくさん研究されている！・・・

今までに、自尊心が職務遂行能力に与える影響について、およそ536の研究、769の論文、そして、80冊の著書が書かれている。それだけ、自尊心を大切にすることは、重要視されている。

✅自尊心を高める事で得られる効果・・・

自尊心を高めることによって、
・キャリアと仕事に対する満足度の向上
・モチベーションとエンゲージメント（愛着・思い入れ）の向上
・質の高い仕事の遂行
・良好な個人的・仕事上の人間関係の構築：緊張状態の少ない職場作り
・職場のさらなるイノベーション（改革）
・上司への信頼度や忠誠心のレベルの向上

✅相手の自尊心を守る具体的方法・・・

・相手（人格）ではなく、事実(行動)に焦点をあてる
×「君という人間は時間にルーズだね」⇒人間関係を修復不可能にしかねない。。。
〇「今月と先月、会議に遅刻してしまったね。」
・相手にレッテルを貼らず、敬意を払い、支持する
×「君は非常識な人間だ！」「ここは非協力的でダメなグループだ！」⇒このように言われた側は、このレッテルは一生消えないと思い込んでしまう。
・賢明な質問をして、動機を明らかにする
openクエスチョンで「遅刻してしまった原因ってなんだろう？なにかあった？」「進めるにあたって、障害となっているものは何だろう？」「どうしたら改善できるだろう？」と聞いてみる。

✅自尊心を高める具体的方法・・・

ずばり、嘘偽りのない誉め言葉を口にすること！！！！

・良いアイデアを出してくれてとき、目に見える改善があったとき、難し問題を解決したとき、プレッシャーの中で期待以上に貢献したとき、成功したとき、成果をだしてくれたときに認める言葉をかける。また、相手が知ったら喜びそうな良い点を見つけた時に褒める。
・信頼を言葉と表情で示す
「〇〇で本当に戦力になるね。頼りになるね。」
・具体的に、心からの言葉をかける
×「素晴らしい」「流石だね」の連発は具体性がないため、誠意が感じられないため、よろしくない。
⇒○「きみが〇〇（プロセス）してくれたおかげで、△△（結果）になった、私としても□□だったので助かった！ありがとう！^ ^」となるべく具体的に、心を込めて言ってみる。

✅自尊心を大切にするための応用編！

これは職場だけでなく、家庭でも使えます！

・子どもがいいことをしてくれたら、具体的に心からほめる。悪いことをしたら行動に焦点をあてて注意する。
「○○してくれて、ありがとう！とっと、△△で、助かったわ〜、とっと、嬉しいわ〜^ ^」
「なんで、怒られたか分かる？〇〇してたよね？とっと、悲しい〜よ！どうするべき？どうしたら、よかったと思う？」
・奥さんの行動にも感謝の気持ちを伝えて、労いましょう！
「○○してくれて、ありがとう😊、△△で、助かります😌」

✅まとめ・・・

事実・行動に焦点にあて、相手に敬意を払いつつ、動機を質問して確認することで自尊心を守る！

心から人をほめると自分もいい気分になる！^^まずは、心から、具体的に相手の行動をほめて(評価して)、自尊心を高めましょう！！！💪💪💪

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