人間の定め

人はいつか死ぬらしい
それは遅かれ早かれ誰にでも訪れる
ここから逃れることはできないらしい
人生には限りがあるのだ
しかもたかだか１００年くらいしか生きられないらしい
カメは一万年生きるのに人はどうやらその１００分の１しか
生きられないらしい
なんと悲しいことだ

人は老いていくらしい
一年に一回年をとりその繰り返しを経てどんどん老いていくらしい
これは抗いようのない事実である
どんなに今若くても人はいつか老いていく
どんな美男美女であったとしてもいつかは
おじいちゃんおばあちゃんになっていく
この事実は変えられない
不老不死の薬を得るまでは変えられない事実なのである

人は病気になるらしい
どんなに健康に気を使っていたとしても
人は病気になるらしい
一生のうちにどれだけの病気にかかるのだろうか？
病気になりにくい体づくりをしていくことはこの悲しい現実
に立ち向かうためには絶対に必要であることも忘れてはいけない
健康な状態をどれだけ維持できるかは人生を豊かにする中でとても重要なことである

人は苦しむらしい
人は様々なことに悩み苦しむらしい
人間関係　お金　将来　老後そのほか色々なことに苦しむらしい
この苦しみから抜け出すことはできないのかもしれない

このように人の定めとはあまりにも悲しいものばかりである。
それでも人がこんなにも美しく尊くみえるのは間違いなく人の定めからくるものだと私は確信している。