正しくあること
冷蔵庫に夏野菜がある、そうだ夏野菜入りカレーを作ろう。明日こそ。
で、その翌日カレールーとカレー用の福神漬けとカレー用のらっきょうとお肉を買って、いそいそと作って食べたのです。
福神漬けとらっきょうをどちらか選ばねばならないなんて…誰が決めたんだぁぁ!!
と心の中の叫びを若干声にしつつ、食べ進めます。
薬味とかがもともと好きすぎるので、福神漬けとらっきょうを食べるためのカレーとライスになってしまい、結果驚くほど食べ過ぎ、苦しみにもがいて寝転んだら、いつの間にかその場で死んだように寝ていました。
ふと気がつくと23時を回っていて、友達とのやり取りが途中だったので、上記の顛末とともにLINEで返事を送信。
美味しいもの食べて苦しくなって寝るの幸せだよねー
そんな内容の返事が来た。
彼女はほんとに素晴らしくて、彼女にふればいつもポジティブな話題に変換されて、こちらが幸せな気持ちになってしまうのです。
いや、ほんとに素晴らしい。
こんなことできるの独り身の特権やから、今のうちにやっとかんとねー笑
まして、結婚なんてしようもんなら、そんな怠惰な状態は許されない。
そう思って返信しました。
すると…
え、できるよー!
一緒にごろーんってして、幸せだねぇってやったらいいよ!
え?…なに?
や、ちょっと理解が追いつかない( ꒪⌓꒪)
一瞬、自分の中にない考えが、ばーんと来すぎて軽くフリーズするわたし。
いやいや、食べたらすぐに片付けたりとかさ、しなくちゃいけないよね?
しなかったら、怒られるんじゃないの?
ちゃんとしてないといけないんだよ!
そこで、はたと気づきます。
このちゃんとしていることが、どれだけ自分の中の基準点として採用しているのか。
ちゃんとしているか
それがどれだけ正しいか
これが自分の行動を選択する時の核になっているということ。
そして、相手にそれを常にジャッジされているような気持ちで生きているのと同時に、自分も人に対してそれを猛烈にジャッジしながら生きているということ。
さらに、わたしはそれを採用しているので、自分の周りに正しくないと非難する人が現れたり、自分自身に対してもそれをずっとやってるので、ちょっとでもちゃんとしてない状態になると、生きてる意味がねぇってなって、無気力になるということ。
挙句の果てには、ちゃんとしていなきゃならない!というのと、ちゃんとなんてしてられっかぁー!というのが内的葛藤になってしまってて、自己妨害も甚だしい事態に陥っているということ。
これは…これはやばい!!!
相当やばい!!!!
だからかー!!!
そうか、一緒にはち切れんばかりに食べて、幸せやねぇって寝転んでもいいのか…
え、それって、どんなことでも一緒に楽しめるってこと?
そんな素敵なことあるー!?!?
はい、採用。
それ採用します。
感謝とともに彼女に伝えると、彼女は(恐らく)満面の笑みで、
それは良かった。こちらこそありがとう!
神かなと思いました。
実際には、もっと可愛い文面で送ってくれてるのですが、これはわたしの、再現能力のなさです。
ほんまに素敵な可愛らしいいい子なのです。はい。
夏野菜入りカレーと福神漬けとらっきょう
そこから、神のような友により、思いもよらぬ気づきを得たという話でした。
ちなみに、食べ過ぎにより胃が痛みつけられたのか、胃の壁がしゅんしゅんしております。
皆様も食べ過ぎにはご注意を。
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