寛容さと強さを求めて~外国人雇用支援とパワハラを克服する日本社会
私が外国人採用、外国人就労者相談支援事業を通じて、パワハラと闘ってきました。特に、12年前からの当初の約6年間は、私自身、辛いことの連続でした。
いつもその辛さがどこから来るかを感じていました。そもそも私自身が強くない、精神的に弱くなることがあるからだと思います。
そんな風にはまったくみえないと言われても本当に自分自身の弱さを感じて、大声や脅しにとても思い切りがないと立ち向かえないからです。
実際の外国人採用、外国人雇用の様々な障害を見てきました。ただ、今振り返ると怒ってばかりいた経営者の方々が、月日をかけて努力してアンガーマネジメントを自身で取り組まれてきたのが、とても印象的です。
また、当初は、反発したとしても、社員さんや幹部社員、役員たちも、怒ってばかりの毎日から、解放されて、コミュニケーションをとろうと様々に努力する姿勢を、たくさんの変化を見てきました。
外国人労働者はコミュニケーション能力が高くなり、もともと、人懐っこい性格の人、可愛げなタイプの人が多いため、当初、外国人の受入に反対していた社員とも、いつの間にか仲良くなり、仕事以外での交流も行っています。
しかし、現実の日本の社会には様々なパワハラやいじめ、嫌がらせがまだまだ多く存在していると思います。SNSで様々な問題が浮き張りになり、従業員が適切な労働環境で働けない場合が続出していると思います。
私の身近な北海道では、士業の先生たちが集まり、市民への無料相談会を開く会場では、最近は弁護士の先生がやはり人気が高く、誰にも言えない職場でのパワハラやいじめ、嫌がらせの相談が過半を占めるといいます。
外国人雇用をしている会社や外国人就労者たちの支援活動をしていると、このパワハラやいじめ、嫌がらせには最大の心配をして当たり前なんですが、その活動の中から、日本の社会に対する私の願いが繋がっているんだと感じます。
このこと、パワハラやいじめ、嫌がらせがを救済できる社会とは、過労死やメンタルヘルス問題を予防し、労働環境を改善する社会です。
具体的な施策としては、労働時間の適正化や労働環境の改善、労働者の権利保護、メンタルヘルスサポートの強化などが挙げられます。
そして、いつもパワハラやいじめ、嫌がらせの行為者と周辺の人たちに対する自分自身の恐怖心との闘いがあります。
労働時間の適正化では、過労や長時間労働を防止するために、労働時間を制限する法律や規制が存在し、労働者が休息と仕事のバランスを取れる環境が整備されます。
また、労働環境の改善では、職場の安全性と快適性を確保し、ストレスや過度の圧力を軽減するための環境整備が行われます。
労働者の権利保護では、労働時間や賃金、労働条件の適正な管理や監督が行われます。労働者の健康と福祉が重視され、適切な設備や労働条件が工夫されていきます。
最近では、私の周辺でもメンタルヘルスサポートの強化では、心理カウンセリングやストレス管理のトレーニングが提供され、従業員がメンタルヘルスの問題に向き合えるように支援されるようになってきました。
誰が味方になって親身になってくれるのかだと思います。適度な距離感も必要だと思います。
最近では、メンタルヘルス教育プログラムの実施やオンラインコミュニティの提供なども行われ、従業員が安心して相談できる環境が整えられます。
適切な労働環境で働ける社会では、労働時間の適正化や労働環境の改善、労働者の権利保護、メンタルヘルスサポートの強化など、様々な施策が重要です。
これらの取り組みにより、過度な労働が原因でパワハラや職場のメンタルヘルス問題が増加する懸念を解消し、従業員が適切な労働環境で働ける社会が実現されるためには、経営者自身が立ち向かい、自身を変革する道筋が必要だと思います。
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参考になるサイトを挙げておきます。
独立行政法人労働政策研究・研修機構
諸外国の労働時間法制
弁護士法人 モノリス法律事務所
日本との働き方の違いは?アメリカの労働基準法を解説
株式会社HRビジョン
日本の人事部ー労働時間
株式会社ミツモア
【過労死ゼロへ】企業が取り組むべき過労死対策とは?
NTT東日本ー働き方改革に成功した企業の取り組み事例5選!
概要や目的、導入のメリットを徹底解説
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