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なんてことない 日記 - ワタクシ的 南北戦争(我が 孤独の闘争)

うちの子供「マイクラするにはドリルせなアカンねんなぁ、イヤやけどするわー 👧 」

いやこと言うのが毎度のプロレス(お約束)です、明け透け過ぎるのもどうかと母は思うのです。

Yっちゃんが一番好ましく思っていない我が家のドリルは 先日も取り上げた『思考力トレーニング』 です、文章題が苦手なんよな あ、このドリルのイラスト可愛い 👧 という軽いノリで買ったら 算数がなかなかの引っ掛け問題 曲者揃いでアホな大人(大阪在住 主婦 42才)もすぐ引っ掛かるという。


何だかんだで今日解いた問題(国語)を見て、私の苦い記憶の蓋がパカっと開きました。

普段はもっと丁寧で読みやすい字なんですよ、
マイクラ早(はよ)したい という熱い思いが
滲み出る雑な字です。

もえさんがおばあさんに子供の頃の遊びを聞き取り調査するという問題で、鬼ごっこやゴム飛びをしていたそうな。

ゴム飛び。

私の地元 小学校のクラスメイトの住んでいたブロックをざっくり南北に分けると北サイドに子供が集中し 私の住んでいた南サイドはあまり子供がいませんでした。

北にはちょっとした児童公園や図書館もあり、とにかく子供も多いので北サイドの同級生たちは近所のお兄さんお姉さんとも仲良く遊び あらゆる外遊びやそれこそゴム飛びも教えてもらい 鍛えられ 低学年で難なくクリアしていました。神業的にゴム飛びもアルプス一万尺も高速だったので感心と羨望とコンプレックスで綯い交ぜの状態で見ていました。

それこそ北サイドは弟・妹のポジションの子たちが多かったので幼稚園時代からチェッカーズやファミコンもこれまた難なく修得していてオマセでオシャレな子が多かったなァ。

私は周りにお兄さんお姉さんが居なかったので(それこそ父方母方ともに初孫のファーストペンギン)自力で開拓せねばならす、私の個人的アイドル「F4」はルパン三世とキン肉マンとジャッキー・チェン(ポリス・ストーリーのチェン刑事)、明石家さんまちゃん と偏った子供だったので光GENJIとか好きになれなくて苦労しました。今もこの「マイF4」好きなんだけど、顔より面白さ重視なのがすごく伝わる布陣です。(顔もカッコいいっちゃカッコいいですけど)

ゴム飛びが出来なくて羨ましさと惨めさでゴム飛びを楽しむ友達をうつむきがちに眺めている子供だったけれど 今思えば誰にも教えてもらっても仕方なかったし、私を含め誰一人悪くなかったと思うのです。

あの頃うつむいてた6才の私に 「大丈夫、ゴム飛び出来たら出来たで格好いいけど 出来なくても普通に大人になれる、オバハンになった36年後のあなたは毎日楽しくのらくら生きてるから!」って肩を軽く叩いてあげたいなァ なんて。


正直子供ってのは時に残酷でもあるから北サイドの友人たちからは「k1mmyちゃんこんなんも出来へんねやー。」って優越感と小馬鹿にした上から目線はありました。仕方ありません、現に彼女たちは鍛えられ練習の賜物でゴム飛びが出来るのだから。

それでますますコンプレックスを抱き いじけて隔たりを感じていたけど (北だ南だなんて)線引しなくも別によかった、あの頃の私はそれが分からなかったけど もし自分の子供が出来ないことに対してコンプレックスでうつむきそうになったら 大丈夫!って肩を軽く叩くようにします。

幸い、うちの子は出来ないものは出来ない と開き直ってくれるので肩を叩く機会は今のところはなさそうですが。顔は似ている親子でも性格は全然違うもんだなァ。


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