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なんてことない 日記 - NO LIMIT!にも程がある
今朝、オバちゃんがびっくりしたニュースはこれなんよ。
他にも驚いたニュースはぎょうさんあったけど、超元気特区とおんなじ(大阪の)空の下 に居るっちゅうことで 母親目線でいうと「何やってんのー!あんたはー!」という怒り と 「寒ないんかいな、若いから言うて 体冷やしたらあかんえ 🥺 」という気掛かりが半々のような。
USJだから防犯カメラも行き届いているし、何かあってもスタッフや他の人の目もあるから安心だよね というのは甘えで自分の体はやはり自分自身が大切にしてあげてほしい。古臭くてカビが生えててると笑われても、やっぱり私は 男の子も女の子もプライベートゾーンを公の場で晒してほしくはないです。
私は上記のニュースを見てつい、口に出てしまった言葉があります。
「朱美さんやないんやから… 😗 」
同じような格好をしていても六本木朱美さんは何とも思わないから不思議、ハイ、いつも飛び飛びで突然 中年ホイホイなジャブを放つ我が『なんてことない 日記』。
補足すると、六本木朱美さんとは高橋留美子先生の傑作『めぞん一刻』に出てくる6号室の住人の名前でポジション的には準レギュラーのお姉さんです。
『めぞん一刻』とはその名の通り、非常にクラシカルで趣深いアパート一刻館を舞台に 5号室を間借りする優柔不断が玉に瑕な極めて善良で心優しい五代くん(連載当初は浪人生)と 管理人 且つ うら若き未亡人で美しくお淑やかなんだけど明るく快活でもある生真面目な響子さんを中心に繰り広げられるドタバタのラブコメディです。
響子さんは完璧な外面を場合によっては台無しにするような重度のヤキモチ焼きで思い込みも激しいし、そのくせ鈍感なところもあるから遠回しなアプローチにはまず気づかない。そして根が真面目過ぎるので亡夫への思い故に心惹かれつつある五代くんの気持ちに応えられない... でも五代くんが他の女の子にチヤホヤされるとヤキモチが発動する、
面倒くさい!なんて面倒くさいんだ、響子さん 🤯
(でもそこが人間味があって素晴らしい、響子さんが完璧超人じゃないところが良ーい!かわいい 😀 )
そんな面倒くさい響子さんを朱美さんは非常識な装い(スッケスケのベビードールでほぼおっぱい見えてる)で大酒飲みで破天荒、トラブルの発端(酔っ払って五代くんにキスした といった)ではあるものの 面倒見の良い姉御肌で ある意味 常識的なので クライマックスで響子さんに特大の発破 を掛けてくれます。朱美さん、かっけー!大好きっっっ 🥰
悲劇のヒロインぶって出て行こうとする響子さんに、ガツンと強烈な一撃を喰らわす朱美さん。
— あまいろ (@tentijin11) April 12, 2020
めぞん一刻は名シーンが多いですが、ここが一番印象に残ってます。
ああ、もうすぐ読み終ってしまう。
さみしい。 pic.twitter.com/7m9fAQvQdv
(わ、このツイッターって私の大好きなあまいろさんじゃん、大好きな朱美さんといい 大好き尽くしで幸せ〜 🤩 )
子供の頃、アニメで見ていた『めぞん一刻』は一刻館のメインどころが滅茶苦茶すぎてどうして健気な五代くんや響子さんを146トリオ(豪快な一の瀬のおばさん、ひたすら怪しい四谷さん、破天荒な朱美さん)は引っ掻き回すのか理解できなかったのですが、ヘタレな五代くんをオモチャにしつつも景気づけ 夫を亡くし塞ぎがちだった響子さんを底抜けの明るさ賑やかさで癒やしていたのが 大人になって読み返しやっと分かりました。
もし一刻館の各部屋を間借りしているのが大して名もなきモブ住人で宴会どころか挨拶すらろくにない状態なら恋に不器用すぎる五代くんと響子さんではあのハッピーエンドにはたどり着けなかったと思う、ひたすら怪しい四谷さんはともかく 一の瀬花枝さんも六本木朱美さんも優しいよね。『めぞん一刻』は最高です!
そんなワケであのような非常識な下着姿でもサマになるのはフィクションではあるものの、バカと窘めつつも美しい刺繍のハンカチでそっと涙を拭ってあげる厳しくも優しい朱美さんだからこそ。
やっぱり実在の女の子が、子供も楽しむテーマパークであのようなドレスコードは如何なものかと。
朱美さんならこういうニュース、「ふーん、承認欲求ってヤツ?目立ちたかったの?若いね。でも悪い奴には気をつけなよ。」って窘めてくれるのかしら。
あの子たちがまた、同じような騒ぎを起こして更に大きな問題(犯罪)に巻き込まれませんように。まかり間違ってマネする第二第三の子たちが現れませんように。