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なんてことない 雑記 - 私(あたい)のエレガンス

普段、私はドラマを滅多に見ません。もしドラマクイズとかがあったら壊滅状態だと思います、「え、コレなんて読むの??ナシ…やす いん?」みたいな(※ 正解を今調べました、梨泰院クラスと書いてイテウォンクラスだそうです。為になった気がします。BTSの正式名称とか聞かないでください、てんで疎いんです…)

そんな私がのめり込んだドラマは『宇宙船レッド・ドワーフ号』、『弁護士のくず』、『エリートヤンキー三郎』、『パパがも一度恋をした』と『俺のダンディズム』くらいです。(後は薫ちゃん時代の『相棒』かな、薫ちゃんとともに卒業したので今の話にはついていけない旧人類です 🥴 )

これらドラマの共通点は一癖も二癖もあるアクまみれでどこか可愛げのあるおじさんが主役だったり準主役で脇を固めていて たまに泣けるけど基本はひたすらバカバカしくて笑えるという、とても偏ったチョイスです。DK(男子高校生)15才が主人公ではあるものの『エリートヤンキー三郎』は俺達の小沢兄弟様が17才の一郎兄さん、16才の二郎兄さん役で出ているのでお察し下さい。

脱線しまくりですが、何度も言うように私はこの手のコメディドラマが大好物なので我が子が生まれた年に放映されたドラマ『俺のダンディズム』が好きで好きでどうしようもなく 当時 慣れない子育てに苦戦していた私が 滝藤賢一演ずる"ダンディズムDT(童貞)" で情けなくも七転八倒しながらも追求する段田一郎41歳と共に成長していくような…勝手に親近感を憶えていました。

このドラマの最大の魅力はやっぱりマダムMの店で美人店主 美幸さん。少しアンニュイさが漂いツンと澄ました態度ではあるものの 豊富な知識でダンディズムとは何かを主人公に説き、導いてくれるところ。段田さんがダンディズムに一歩前進すると〆の決め台詞で「ダンディの世界へようこそ。」 と極上の笑顔で微笑んでくれます、ありがたやー!!!ちなみにマダムMの店にはロレックスもジョンロブもフォックスアンブレラもモンブランの万年筆も何でもござれです、信頼と実績が半端ない!

家族も俺ダンが好きすぎて、我が家はDVD-BOXと『俺のダンディズム名品図鑑』もあるど(電子書籍だけど)

DVD-BOXと持っている人なら分かる名品図鑑の奥付


令和4年目にもなって未だにマダムMの店の看板インコの台詞「イマイチ!」「ダンディ!」のモノマネ合戦をして騒いでいるのは我が家くらいじゃろう、ホッホ と笑いつつも続編なんて夢のまた夢なんやろうなと諦めていた矢先に朗報が!

俺ダンの姉妹版、『私(あたい)のエレガンス』が始まりました!先日リアタイ視聴したど、素晴らしかった!!正直見る前は滝藤賢一演ずる段田さんが主人公じゃないのは辛いなァだったけど、ファーストサマーウイカ演ずる薬師寺桃子もよかった!!食わず嫌い よくない。

主人公は元レディース総長で職業トラックドライバー、マイルドにヤンキー臭が抜けきれない桃子。そんな彼女が宝物と称するしっかり者の愛娘 姫香流がはからずも区立御三家セレブ小学校に転校してしまったので、持ち前の負けん気とポジティブさで姫香流のためエレガンス道のてっぺん目指すという物語です。

勿論、負けん気だけではエレガンスは極められないのでこの物語にもマダムMの店の姉妹店でサロン・ド・マリーの美人オーナー マダム・マリーに その卓越した知識と優雅ながらも情熱的な性格で桃子をエレガンスの世界に導いてくれます。

放映前は前回の美幸先生とキャラ被りしたら嫌かなァと心配でしたが杞憂でした。来る者拒まずで面倒見のよさは共通ですが、マリー先生は浮世離れした大女優のような風格と気品の裏側に 迷える子羊たちは残らず全て助けたいという風な 熱い指導者のような性格で御姉様大好きごっつあんです人間としては1話ですっかり虜です。Très bien!

もう月並なことしか言えないけど言う、オッス、オラ 来週もぜってえ見っからな!


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