酒飲んでオール

「オール」という言葉が明確に寒くなるタイミングというのがあって、これを読んでいる中でもすでにそれを経た人とまだ経ていない人いると思いますが、私はコロナ禍を通じてオールという言葉が寒くなってしまったんですね。23歳くらいまでは、居酒屋で朝まで飲んだり、路上で朝まで飲んだり、友人の家で朝まで飲んだり、等、人並みには遊んできて、人並みに「オール」という言葉を発し、人並みに高揚を得ていたわけですが、これは何度もこのマガジンで書いているとおり、とにかく俺はコロナ禍で人が変わってしまったのです。酒を飲んでヤーヤー、タバコを吸ってヤーヤー、夜通し遊んでヤーヤー、これは私が東京で欲してきたものであったはずが、もうそんなことではない。人生ってそういうことではない。とつまらない断言を私に強いたのはコロナなんであって、誰がどうという話でもないんですが