外食
今日は友達が気になるお店があるという事で誘われて食べに行った。
久しぶりの外食。
約2年前に歯列矯正を始めてそこからはほとんど外食行ってないなあ。
矯正する前のコロナ禍に短期派遣で仲良かったメンバーと仕事終わりに1度ご飯行ったのふと思い出した。
基本短期派遣だと終わったら連絡取らなくなるから今は関わりないけどみんな元気だといいなあ。
話を戻して今日のお店へ入店。
「お通しっす」
パンツはスウェットでいかついネックレスを付けた男性店員ががだるそうに置いて去っていった。
「…怖くね??」
『それな』
友達とそんな事言いながらメニューを決めて呼び出しボタンを押す。
あのいかつい店員さんが来てしまった。
友達に注文言ってと目線を送りなんとか言ってもらう事に成功。
「ちゃんと言わないとキレられそうで怖かった」
『緊張感伝わった』
「michanに注文言って欲しかった」
『怖くて託した』
「まあいいけど」
そんなこんなで続々頼んだ品が届く。
いかつい店員さん以外は至って普通の見た目の普通に感じのいいの接客の店員さんばかりで謎が深まる。
『あれじゃない?店長の息子とか?』
「それは有り得そう」
『社会勉強的なね』
「なんか韓ドラみたい」
もっと他に話したかった事あった気がするけどあのだるそうないかつい店員さんがどういう経緯で働いてるのかを想像し合って話してしまった。
ご飯食べ終わった後
「これ見て!」
友人がお札を私に見せてきた。
見た事のない5000円札。
『まさか新紙幣!?』
「んなわけ。旧紙幣だよ。見た事ない?」
『記憶にない…』
「そうなの!?私子供の頃貰ったやつ保存してるよ。いつの間にかお釣りで渡されてて少し前に気付いてびっくりした」
『これって自動のレジとか使えるの?』
「わかんないけど使ってみるか」
会計はいかつい店員さんでは無くて安堵。
自動のレジだった。
「これって使えますか?」
レジの店員さんに????って顔されたけど入れてみてくださいって言われていざ旧紙幣が吸い込まれる。
ちゃんと反映されて使用できた。
旧紙幣もちゃんと反映されてるんだね、初知り。
そして最後出る時店員さんが並んで
「ありがとうございました!」
って言ってくれて出ようしたその時
「あーーーっす!!!!」
大きな声が聞こえた。
あのいかつい店員さんだ。
お店から出た瞬間友達と顔合わせて
「えっ」
『さっきの何!?!?』
ってなって笑った。
料理は美味しくて良かったけど、最後の最後まであのいかつい店員さんに翻弄される変わった外食だった。