富士登山1日目
昨日と今日で富士山へ登ってきた。
登山経験は無し。私の好きな某アイドルグループも番組の企画でよく登ったりしてるし、友達が富士山登ってみたいと前言ってたのを思い出して聞いてみたら都合があったので今年に行くことにした。軽い気持ちだった。
色んな意味で富士登山する経験は人生でもうないと思っているので少し長めに備忘録を残しておこうと思う。
【1日目】
友達も私も富士登山初なのでガイド付きのバスツアーで行くことにした。
順調そうに見えたバスだったが渋滞か何かで1時間遅れに。
登山前の着替えなどの準備も30分くらいしか無くウェアなどのセットをレンタルしていた私達はめちゃくちゃ大急ぎで準備をした。
富士山の登山ルートは4箇所あり、私達は山梨側の吉田ルートにした。
吉田ルートは途中でリタイアしても山小屋でご来光が見れる唯一のルートみたいなのと、1番登りやすいルートみたいなので富士登山初心者にもおすすめらしい。
同じ登山ガイドさんのグループだった方は私達入れて計5名。みんな富士山初挑戦らしい。ガイドさんと話しながら和気あいあいとしながら登山が始まった。
登山開始時間は17時過ぎ頃。
あっという間に外は暗くなり、登っている人をほとんど見かけなくなった。
東京まで見渡せるくらいの夜景で、登っていた日は鎌倉で花火大会があったみたいで時間が間に合った人は花火が見れたそう。明るくて晴れている日はスカイツリーまで見えるみたい。
どんどん登っていき岩場の多いゾーンで一気に疲労が溜まったのかグループの内2人が体調不良になったりと休憩が増えた。
岩場は本当に怖かったし途中ボルダリングみたいな感じで登るところもあって私も疲労が蓄積された。
そんなこんなもありながらも無事グループみんなで8合目の宿泊する山小屋に到着。
山小屋到着時間は23時過ぎくらい。
ほかの宿泊者はもう寝ている時間で静かだった。
山小屋は2段ベッドが端から端まであり、結構な人数が寝れそうな広い所だった。
それぞれが寝床に行き数分後。
ガイドさんがそれぞれに体調を聞き回っていると、なんとグループメンバー3名が高山病の症状になっていて、私の友達まで気持ち悪いと訴えかけてきたのだ。
『仮眠すればみんな少しは回復して良くなるんじゃない??』
そう思って再出発の時間を聞いてびっくりした。
夜中の2時頃。1時半頃には準備の時間だから起こしにくるとのこと。
山小屋の標高に慣れるため30分間は高山病のリスクがあるから寝ないでって言われていたからその時間含めないとして1時間半くらいしか寝れない。6時間近く登ってきてそれだけの時間じゃきっと色々と回復が出来ない。
登山途中の休憩はドリンク飲む・トイレする・体調不良の方がいたら少し道の途中で短くて5分、長くて10分くらい。
私が想像してた富士登山は途中で山小屋に寄ってご飯食べたりゆっくりするイメージだったが、途中で何か食べる時間も無く、ひたすら登っていた。
お昼ご飯から23時過ぎまで何も食べず水分だけで登るってなかなかハードだし、初登山者しかいない富士登山ツアーでこんなハードスケジュール大丈夫??と思いつつ私は山小屋で配られた夜ご飯を食べてから体に悪いけどすぐ横になり仮眠の体勢になった。
富士登山2日目へ続く…