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目が大きいからって綺麗とは限らない

人には表と裏がある

と良く言われる。

プロレスラーの顔は、表がどっちで、裏がどっちか。
中には何個も顔があるレスラーもいるが…
今回はそういうことではなく。。

昨日は品川区の京陽小学校の体育館でプロレスしてきました。


私も母校である正則学園高校の体育館にリングを組んで興行をしたことがありますが、私はプロレスファンの方が来てくれる興行です。

昨日のコチラ京陽小学校は、学校のPTAの方々が主催され、在籍の小学生の子達とその親御さんが観にきてくれました。

来てくれたほとんどの方が初めてプロレスを見るという状況。
私は第一試合シングルマッチ。
ということで、正真正銘生でプロレスを届ける一発目。

レスラー同士がぶつかるだけで、もっといえば腕を取り捻るだけで、素晴らしいリアクション。
中には受け身を取ったリングの音と迫力に耳を押さえている子もいました。

試合が進むにつれ、怖がっていた子達もだんだんと表情が緩み、いつの間にか佐藤コールをしてくれていました。

勝ってハイタッチをみんなとして、駆け寄ってきてくれた子供達の笑顔。

こういう時にあるあるな感想で申し訳ないのですが、
勇気や元気を与えるはずな私が、逆に子供達から大事なことを教えてもらいました。

あれだけ素直な子供たちの目、目の当たりにできて自分を再確認するいい機会になりました。
表題にしている表と裏という話。

子供たちにはないと思います。
ピュアで何事にも新鮮な感情が芽生える。なんて素敵なんでしょうか。

となると…
いつから表しかなかった自分に裏ができたんだ…
と振り返ってしまいました。

あれ?
プロレスラーの話じゃなかった?

と思った方。

これはイコールと考えます。

人間=プロレスラー
プロレスラー=人間

私は普段の生き方がリングの上でも出ると思いますし、
逆を言えば、普段から素直な自分で生きていないと、リング上からお客様に伝わる自分も裏の姿が伝わってしまう。
裏が見えると、人って不思議と壁を作ってしまう気がします。

プロレスだけでなく、どんなエンターテイメントもそうだと思います。
他人から見えている自分が表なのか、裏なのか、それはわざわざ自分からこれが表ですよ、裏ですよ、とは言いません。
皆さんが見えた姿こそが表だと思います。

わざわざ裏を探る必要はないですが、、
いつになっても素直で綺麗な表の姿をご提供できるか。(あえてこの言い方をします)

ただ、昨日の子供達の前に現れた私は180%、表の自分であると自信を持って言えます。

京陽小学校のみなさんに感謝。
この空間を創ってくれた崔さんはじめ、各関係者の皆様に心より感謝です。

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