知識ゼロから始める南米旅行②
通信
この南米SIMカードを出国前に日本のAmazonで買っておきました。行ったすべての国で自動的に通信会社が切り替わって問題なく使用でき、たいへん重宝しました。
言葉に自信がある人は現地でSIMを買うのが簡単ですし、お金に余裕がある人は空港でWi-Fiルータをレンタルするのがいいと思いますが、その中間の手法として日本で現地SIMを買っておくのも一つの手だと思います。
移動
地下鉄が発達している一部の都市以外は基本的にUberで移動していました。南米で利用者が多いのはCabifyとBeatというアプリで、これらを入れておいてもいいかもしれません。空港⇔市内の移動はすべてUberにしました。
バスに乗るのが好きなのでバスで移動するつもりでいたのですが、「リマのバスはプリペイドカードがないと乗れず、持っていない人は持っている人に現金を渡してタッチしてもらう」という話を聞いてちょっとこれは難しそうだなと思いました。
治安が良く観光客の多いサンティアゴはバスで問題ありませんでした。ブエノスアイレスは行きたい美術館の近くに地下鉄がなく、Uberが多くなりました。余談ですが半導体不足で日本のSuicaと同じようにブエノスアイレスの地下鉄のICカードが新規購入できなくなっており、結局どうやって乗るのかわかりませんでした。
Uberメインで旅行するのは初めてだったのですが、運転手との待ち合わせメッセージが自動で翻訳される機能がアプリに内蔵されており(知らなかった)、非常に便利でした。
バス
国内の都市間の移動はほぼ高速バスです。私はサンパウロ→リオデジャネイロ、リオデジャネイロ→ベラオリゾンテ、サンティアゴ→パルパライソで高速バスを利用しました。
乗り方が最初はまったく分からなかったのですが、とりあえずバスターミナルに行くといろいろなバス会社の窓口が並んでおり、それぞれ行き先の都市名が書いてあります。「リオ! Leito! リオ! Leito!」と絶叫していれば、窓口の人が察してコンピューターをカタカタして一番早い時間のチケットを取ってくれます(Leito=リクライニングがいちばん深い座席)。
両替
ペルー以外は一度も現金を使いませんでした。ブラジル、アルゼンチン、チリではすべてVISAタッチで事足りました。必要であればATMからクレカでキャッシングするのが過不足ないと思います。私は日本円も米ドルも紙幣を持ち歩かずに行くことが多いです。
ペルーは通貨信用力が乏しいため、小さなお店でもソルと米ドルが併記されています(米ドルしか使えない店もけっこうあります)。
ワクチン
義務付けられているものはありません。アマゾンなど一部地域では黄熱病(イエローカード)の提出が推奨されています。
虫除け
飛行機は液体が持ち込めないので、虫除けローションが役立ちます。 ULTRATHONというメーカーのローションがどこにでも売っているので、現地で買うのがいいと思います。