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環境NGO&英語研修体験 2日目

2012年8月11日(土)
マングローブの植林ボランティアへ参加。Ikaw-Akoのボランティアスタッフとして山間部から来る高校生達の植林体験に随行員として参加した。つまりホストの立場、バリバリの旅行者なのに変な感じ。NPOの立場が信用を得ているのか?どうも、日本人であることだけで信用があるらしい。植林体験の趣旨は以下のようなもの。山間部で捨てられたゴミが川を下り、海に流れ出た後に潮流の関係でマングローブ林に流れ着き、マングローブの芽にからみつき、マングローブ林が衰退している。そこの清掃と植林を行う。今日はその植林のみ。可愛い高校生達が小さな苗をやさしく植える。心地よいシーブリーズを浴びながら、苗を愛でる気持ちが生まれます。そして山間部でゴミを捨てると苗がかわいそうだからという気持ちに訴え、山間部に暮らす人たちへ環境に優しくする心の啓発につなげます。

当日は英語留学中の日本人学生の団体さん達と山間部からやってきた高校生とが合流した。彼らはたくましい。文法や発音はめちゃめちゃだけとなぜか通じる。やっぱ英語会話は話したいことがあるって言うのが一番だね。若い人は機転が利いて妙な表現で滑稽になっているのも楽しいし、間違いを笑い飛ばしながら、会話が続くおおらかさも心を開かせる。受験英語よりもずっと楽しく実用的だ。日本の若者達はどんどん海外に来て英語研修するとよいと思う。

2012年植林7年後(2019年2月)のマングローブ林

 7年後に再訪したとき、20cmに満たない苗の植林が、こんな立派なマングローブ林に成長していました!これには、感動しました。
植林活動当時は、正直、うまくゆくのか半信半疑で、結果を見れるのは何十年も先の事だと思っていたし、実際に目の当たりにすることができるとは想像できませんでした。わずか7年で3m近く成長しているなんて!
 このとき、フィリピンという国は経済的には困窮しているが、大自然の再生力は偉大で、人口も1憶三千万人で平均年齢も若い。実際にはとても豊かな潜在力を持つ国だなと感じ、資金は少なくても、この大自然の力を利用する農業こそ、この国の将来を豊かにすることができる産業だと感じました。

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