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劇場版プロセカに「n次創作」の輝きを見る|これ見た日記|2025/1/20-26

【これ見た日記】とは
1週間のあいだに見た、聴いた、読んだ、体験したコンテンツをゆるっとまとめた、筆者(けいろー)の個人的なインプットの記録です。



作品

劇場版プロジェクトセカイ 壊れたセカイと歌えないミク

  • 冒頭から鑑賞中の注意事項や舞台挨拶前の説明など、いろいろと丁寧すぎる構成がなんだか新鮮。

  • 小さな子供が見ることを想定して……? と思ったけれど、どちらかと言えば「応援上映」との棲み分けが目的だったのかもしれない。

  • いざ始まってみれば、大人にも刺さる部分のあるだろう「夢」や「ものづくり」、あるいは「趣味」を諦めないことを伝えてくれる物語だった。

  • プロセカのキャラがアニメーションで動いてるのもだけど、それ以上にバーチャルシンガー組が動いていること、普段の声で喋っていることに、不思議な感動がある。

  • 動くとかわいさが際立つキャラ筆頭、わんだほいえむ。

  • 新曲が全体的にズルい。

  • というか! 過去の名作ボカロ曲の歌詞を引用していそうなアレはズルでしょアレは!! しかもタイトルとサビの導入が「ハローセカイ」て!! 来るとわかっていても、オタクは電脳世界モチーフの「Hello world」に弱いんです!!!!(※個人の感想です)

  • そこに被さってくる「セカイ」の歌詞とメロディ。最終回だこれ!?!?

  • あれだけのキャラをまとめ上げたのがマジすごい。場面展開が多いのは仕方ないとして、キャラクター全員を、そこまで違和感のない形で平等に出演させる力技。パズルみたいな作業が必要だったんじゃなかろうか……!

  • それ以上に「そう来たか!」と感じたのが、「1つの楽曲をもとに、各ユニットが楽曲を作って歌う」という流れ。ボカロ黎明期から今に連なる、n次創作文化じゃないですかーーー!?

  • ボカロ曲をふんだんに使ってくること、「歌えないミク」を中心にプロセカキャラたちが協力する流れについては想像できていたけれど、その表現方法として「音楽」をしっかりストーリーラインに組み込みつつ、ボカロにまつわる文化のエッセンスも取り入れるとは……!

  • ハローセカイのくだりでは結構しっかり泣いた。あれはズルい。

  • 本編終了後のアフターライブに関しては、「映画だろうと、『プロセカ』ならアフターライブをやるよね!」という、ある種の「原作再現」でもあったのかもしれない。応援上映だったら間違いなく盛り上がるやつよね!!

  • ただ、通常上映で観ると、どうしても本編のライブシーンと比べて見劣りしている印象もあり、難しいところだなと思う。

  • アプリのアフターライブのようには自由に移動できず、固定カメラで観るだけの動きの少ないライブなので、シンプルに「映像」として見ると、どうしても物足りなく感じちゃうのよね……!

  • ライブ体験として、「声を出せるかどうか」の重要性を再確認する体験だった。応援上映だと満足度高かったんだろうな〜〜〜!!!

  • ――という話をPodcastで話してみたら、そこそこ聞かれている様子。わぁい!!

花は咲く、修羅の如く

  • 前回の「これ見た日記」でも取り上げた、さとう。さんを経由して知ったタイトル。

  • 朗読がテーマの作品、かつ原作が『響け!ユーフォニアム』の武田綾乃先生と聞いたら、そりゃあチェックせずにはいられないってもんっすよォ!

  • 広い意味では「声」がテーマの作品であり、アニメとは相性が良さそう……に見えて、実際のところはどうなんだろうか。朗読も声優さんが得意とする分野ではありそうだけれど(オーディオブックで読んでいる人も多い)、「台詞」と「読み」とではまた別の技術が必要であるようにも。

  • あとは、その「読み」と映像表現が合わせることの難しさ。「朗読に圧倒されるキャラクターの心情」を視覚的に表現したときに、そこに説得力が感じられるかどうか。声優さんが読む声と映像演出とがうまく合致しないことには、違和感のある表現として映ってしまいそう。

  • ――と思いつつ観た1話、なかなかによかった〜〜〜!!!

  • 聞き手が飲み込まれるのではなく、「読み手が絡め取られている」と錯覚するほどの、真に迫った「読み」と演出。劇伴の力も相まって、かなり印象に残る第1話として楽しめた。

  • オープニング&エンディングも好き。青春の予感!!

  • 漫画も気になる。読もう。

『機動戦士ガンダム』第1話「ガンダム大地に立つ!!」

  • “アレ”の影響で、先に観ていた第1話。改めていろいろしっかり確認してみようと思って観てみたのだけれど、普通におもしろいんだよな……。

  • おもしろいというか、想像していたよりもちゃんとエグい。当たり前のように人が死んでいるし、写実的な生々しさはないものの、映像によってその「死」をありありと感じられる。こわい。すごい。

  • これが40年以上も前、1970年代(ギリギリ)に放送されてたってマジ〜〜〜!?!?


動画

【戌神ころね/天音かなた/白上フブキ】ころさんの無軌道珍回答を奇跡のスパダリパワーで受け止めるかなたそ

  • 仕込みを疑うレベルの「そうはならんやろ」を連発していて、めちゃくちゃ笑った切り抜き。

  • もちろん、本放送では外している問題も結構あるのだけれど、それはそれとして、個々の回答が「そんな形で一致するなんてありえないやろ!?」の連発でヤバい。仕込みなしでこんなことありえるんだ……??

  • ホロライブGTA以降、かなころがアツい!!!


ある日の日記

1/20(月)|とある懇親会と、自分の課題

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