お金のロードマップ46話 金持ち父さん貧乏父さん実践編vol.31 5つの障害を乗り越える!行動が習慣化されるのは○○日
前回のまとめですが、
①忙しい人は怠け者であることが多い
②「どうやったら」と自問して頭を働かせていこう
③ちょっとした欲張り心で貧乏マインドに打ち勝とう
です。
「忙しい」という自分を甘やかす言葉は簡単には改善できないかもしれませんが、そうしたことを言わないためにも習慣化することが必要です。
今回は第四の障害「習慣化」ということについて学んでいきましょう。
行動は習慣にコントロールされている
「継続は力なり」という言葉があるように小さな積み重ねを継続する習慣は自分に大きな力をもたらしてくれます。継続の大切さを頭でも本能でも理解しているのに継続できないのは面倒だったり、言い訳をして後回しにする「弱い自分」がいるからです。その継続をしないことですぐに困ったことにならない、誰が困るわけでもない、すぐに結果が出ない、などやらない理由が先行していつまでも行動できない人の割合がとても多いと思います。
人間は習慣の生き物であり、結果というのは一時的な努力ではなく、毎日の地道な継続的な習慣から生まれます。
そして私たちの言動は「心の習慣」にもなります。「心の習慣」がその人のオーラになります。優しいのか、激しいのか、知性があるのか、だるそうなのか、その人のひとつひとつの言動がその人のオーラに現れます。
そして忘れてはいけないのは「行動は習慣によってコントロールされている」ということです。良い行動は良い習慣、悪い行動は悪い習慣によってもたらされます。
また「朱に交われば赤くなる」と言われるように関わる人や環境によっても良くも悪くもなるので、行動を変えて習慣も変えていきましょう。
覚えておきたい数字も参考にしてみてください。
●行動が習慣化されるのは30日、思考が習慣化されるのは180日
●行動する人25%、継続する人5%、何もしない人70%
継続の大切さを教えてくれる名言をご紹介します。
古代ギリシャの哲学者アリストテレス・・・人は習慣によってつくられる。優れた結果は一時的な行動ではなく、習慣から生まれる
イチロー・・・小さいことを積み重ねることが、とんでもないところへいくただひとつの道
イチロー・・・何かを長期間、成し遂げるためには考えや行動を一貫させる必要がある
プレッシャーを原動力に
「自分への支払い」と「他人への支払い」、あなたならどっちを優先しますか。
私が思うに他人への支払いを先に済ませる人は貯金ができていなことのほうが多いかもしれません。
支払いを全部済ませたあとに残ったお金で貯金しようと思っていると貯金はできません。
人は手元にお金があると使いたくなる生き物です。まずは先に「自分への支払い」として貯金することが大切です。
自分への支払いを先に済ませるとあとは他人への支払いが残りますが、それでは他人への支払いが足りないのではないかと不安になるかもしれませんが、逆にその「支払わなくてはいけない」というプレッシャーを力に変えるのです。
プレッシャーを持つことで、今よりも一生懸命働き、必死で物事を考えるようになり、さらに今の自分の置かれた状態を疑うようになり、行動する意欲が沸いてきます。
お金に関してより賢くなり、より多くの行動力を生み出してくれるのがプレッシャーです。
お金に関する筋力、いわゆる「金トレ」をして鍛えれば鍛えるほど、ラットレースから抜け出す確率は格段に高まります。
プレッシャーに関する名言もご紹介します。
イチロー・・・プレッシャーはかかる。どうしたってかかる。逃げられない。なら、いっそのことプレッシャーをかけようと。
田村亮子・・・不安もプレッシャーもありますが、それをはねのけられるのは納得できる練習しかないんです
フィル・ナイト(ナイキ創設者)・・・懸命に働けば働くほど、道は開ける。他人が決める信念ではなく、心の中でこうと決めたことに対して信念を貫くのだ
まとめ
①行動を習慣化させて継続できる自分になろう
②自分を追い込みプレッシャーをかけることで行動力をつけよう
③お金に関する筋力をつけラットレースから抜け出そう