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技術士二次試験の振り返り

7月17日に技術士二次試験を受けてきました。
とにかく時間が足りない試験でした。
骨子を考えるのに少し時間を割いてあとはペンを止めずに書き続けるのみ。途中で、あれ?と思っても構成を見直して書き直す時間はほぼないため、緊張感が半端なかったです。
それでも、これまで勉強してきたことを出せたのでないかと思っています。

ここまでを振り返ってみて、思ったことややってきたことを書いていきます。

勉強時間

 私の場合は、今年の2月中旬あたりから勉強を始めました。
勉強に割く時間は、1日2時間ずつ程度確保していました。
休日はもう少し多いですが、やらない日もあったりしたので
期間中平均して平均2時間/日くらいでしょうか。
7月17日まで5カ月だとして2時間*30日*5カ月で300時間くらいになります。

 私の個人的な感想ですが、これくらいの勉強量で充分太刀打ちできました。もう少し足りない部分をやったとして350時間くらいとれれば十分かと思います。

勉強方法

 基本的には
・過去問や予想問題の答案作成、添削を受ける
・キーワードの整理
でした。

 技術士の勉強は2つの方向性が必要と考えて取り組みました。
1つは、答案の書き方の練習です。論理的に文章構成を考え、それを採点者に伝えるための能力を伸ばします。(コンピテンシーでいうコミュニケーション)
もう1つは、答案を作っていくために必要な技術的な引き出しを増やしていく、技術動向等を把握するためのインプットです。

効果的な勉強

 技術力があってもそれを相手に伝えられなければ点数になりませんし、伝える力があっても技術を持っていなければ意味がありません。
どちらもバランスよく力が必要です。

 答案を書く力は、やはり誰かに添削を受けることが大事だと思います。私はこれが一番力が着くと感じました。
私の場合は会社の技術士の方に添削を受けましたが、技術士の答案を添削してくれるサービスは多く存在し、そういった方に依頼して見てもらうこともできます。

 知識のインプットについては、キーワードについて整理する方法を取りました。(「技術士 キーワード学習」とか調べてもらえれば出てきます。)
キーワード整理は答案作成時の引き出しが増えるうえ、選択Ⅱー1にもダイレクトに効果が出ます。
 後は自分の受験する分野・科目における最近の動向・トレンドを把握するようにしていました。必須科目、選択Ⅲは日本の抱える問題や分野における問題に対する解決策を問う問題となっているため、ここを抑えるのは必須だと思います。

こうやって書いてみると、自分が効果的だと思ったことしかしてないかもしれません。

自己評価

 自分で振り返ってみるとこんな感じでした。
なお、採点基準が不明なので点数とかは本当に感想レベルです。
必須Ⅰ
・題意から外れた解答したかも
・60%いくか微妙
選択Ⅱー1
・自分の業務で知っている内容が1問あった、自信あり(70%~80%)
・配点はあまり大きくないが、他をカバーできればうれしい
選択Ⅱー2
・自分の仕事とは違う領域だったので、それっぽく書いた
・良くて60%くらい
選択Ⅲ
・割と自信あり(60%~70%)
・ただ、もうちょっと点数は伸ばせたかも
・解答を作成する順番を間違えたため時間かけられず

最後に

 何度も受けたくは無い試験なので一発で合格できることを祈るのみです。
筆記を通過しても口頭試験がありますので、そのうち準備をはじめたいと思ってます。電験二種の勉強もしなければ・・
試験勉強中にサポートをしてくれた家族には感謝です。


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