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電験2種 二次試験

11月12日に電験二種二次試験を受けてきました。
受験された方お疲れ様でした。
受験してみて思ったことを書いていきます。
自己採点では6割いってそうな感じですが、配点が不明&平均点次第なところもあるため結果が出るまでは祈るのみです。

問題はこちら
試験の問題と解答 | ECEE 一般財団法人電気技術者試験センター (shiken.or.jp)

電力・管理

水力火力どっちが出るか論争

 毎年水力・火力が交互に出題されています。
 昨年度は水力の計算が出題されていたので、巷では今年は火力のような風潮有りましたよね。私も今年は火力が出ると読んでリソースをそちらに振っていましたが、まさかの水力(論説)。
内容としては、結構基本的な内容だったので水力分野を対策していた人には易しかったと思います。
 そもそも交互に出題されるなんて決まってないので、どこかで水・火の法則は崩れるだろうな、と思ってましたが、自分が受験する年にくるとは・・・という感じでした。来年以降は、水力火力を満遍なく対策しなきゃならないのが大変です。

論説・計算の割合

今回は、
論説:3.75
計算:2.25
でした。
※問6が小問(1)~(4)のうち(4)のみ計算
従来の傾向ではあまり見ない感じです。それでも、論説4題みたいな年は過去にあるので想定外かと言われるとそうでもない感じですかね?
計算完璧にして論説できなくても6割以上狙う、みたいな勉強だときつかったかもしれないです。
今回は知識がしっかり身についている人は論説だけでも合格点いけます。

機械・制御

出題分野

1.同期機
 単位法で諸量を求める
2.変圧器
 V結線
3.パワエレ
 アクティブフィルタ
4.制御
 ゲイン特性から伝達関数を求める

 あまり各分野の典型問題みたいなのは出なかったですね~。
同期機は得意じゃないし、変圧器はV結線だし、制御はブロック図出てこないし、問題冊子をパラっと見たときは焦りました。
 令和入ってからの傾向から見ると、ひねった感じの出題だと思います。こういう出題されると次回以降は広くやらなきゃいけないので結構きついです。制御の伝達関数を求める問題は、完全攻略には無かった問題です。初見でしたが、伝達関数自体は単純だったので、なにをすべきか理解できればそこまで難しくなかったと思います。((4)は分からなかったけど)

本来の電験(勝手なイメージ)

 でも電験って、過去問しっかりやったうえで当日はひねりのある問題を必死で解く、みたいな、そういうイメージでしたからその意味ではイメージ通りな感じです。
「3種は易化したけど2種はそうはいかないぞ」なメッセージを感じました。

感想

去年落としたのが痛すぎた。今年より絶対簡単だった。
ちゃんと理解しているなら計算より論説のほうが安定する。
あとは結果を待つのみ。
配点公表してほしい。安心できないから。


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