最高の居場所
大学サッカーが終わった。
終わるときはこんなにもあっさりしているものか。終わりに込み上げてくるのは仲間と共に過ごした四年間の日々。その日々を全力で取り組んできたからこそ出てくる涙。後輩達に次を託すロッカールーム。試合に出てた、出ていなかった。そんなものは関係ない。どれだけチームのために闘えたのか。
楽しかった。辛かった。苦しかった。きつかった。一人じゃ乗り越えられなかった。
でも、やっぱり幸せだった。
本気で笑った。
本気で悩んだ。
本気で悔しがった。
本気で泣いた。
本気で託した。
長かったようであっという間。先輩たちの背中を見て、大きくなろうと努力した。後輩たちに大きい背中を見せれるよう努力した。色んなことを学んだ。たくさんの仲間と共に成長した。新しい自分を知ることができた。
一年、二年、三年、四年、、、、、
まだまだここから。
上積み。
毎日、壁とぶつかってきた。
小さな壁。大きな壁。
こんな壁を簡単にぶち破る力があったら。でも、簡単じゃなかったから強くなれた。
でも、まだまだ足りない。
もっと強くなりたい。色んな壁を自分の力でぶち壊していきたい。
17人の同期。
個性がありすぎて、ミーティングも出来なかったあの日。それでも日本一の景色をみんなで見れた今年。
最高の仲間。
でも、まだまだここから。
満足はしたか？納得はしたか？
そんなもの一度としてしたことがない。
後悔はないか？
もちろんたくさんある。後悔があるからこそ次への挑戦がやめられない。
色んな期待を込めて送り出してくれた人。
借金をして、大きな病気で二回もぶっ倒れて、死にかけて、それでも俺のために。
後悔はないか？
めちゃくちゃたくさんある。もっともっと一生懸命やれたよな。
色んな期待を込めて送り出してくれた人。
たくさんの不安から俺と2人の時には涙して話してくれた。俺の悪いところを泣きながら本音で話してくれた。
後悔はないか？
めっちゃくちゃたくさんある。だからこそまだまだここから。もっともっとできる。
ありがとう。
まだまだここから。
