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【心理系大学院を目指す私の場合⑩】シニア産業カウンセラー逐語
シニア産業カウンセラーの25ほどの講座のうち、ヤマとなるNo.11-3「逐語記録・事例報告の作成と検討:3期」を受講してきました。昨年の初回チャレンジはD判定で不合格、このたび2回目のチャレジです。
受講者同士でカウンセラー役、クライアント役になり、30分のライブを行います。その後、講師とオブザーバーらと一緒にライブのふりかえりをします。1ヶ月後が締切で、逐語作成とセルフコメント(カウンセラーとしての課題など)をまとめ、提出します。
前回のチャレンジ以後、仲間うちの勉強会や対策講座などの受講を重ねてきましたが、進歩したような、そうでもないような、カウンセラーとしての課題は尽きないです。毎回カウンセラーとしての自己理解をえることができます。クライアント体験も大切で、私は今回のライブでは自分の感情を明確化かつ言語化することができたので、スッキリしました。
養成講座の時からずっと指摘されてきたことですが、
クライアントの事柄や第三者のことへの確認が多め解決思考ぎみ
カウンセラーの準拠枠が強くでる
etc
またここでも指摘と反省が多くありました。
私の課題は、クライアントに対して変に遠慮というか、クライアントに触れるべきことにふれられず、上滑りな、浅いかかわりをしてしまいます。今回もそんな感じになってしまいました。
クライアントのことはどこまでいってもわからない、他人の心はわからない、解決ではなく、支持しよう、寄り添おうという気持ちで毎回臨みますが、まだ「どうにかしなきゃ、してあげなきゃ」という気持ちが奥底にあって、知らずにじわじわ出てくるようです。
訊くべきことを訊かず、訊かなくてよいことを訊いてしまう。
今回も、でしたが、沈黙が数回あり、ライブ後、クライアント役からも、「なんだか(私を)困らせちゃっいましたね•••」と言われました。沈黙には苦手意識がありますが、本当にどうしてよいかわからない、という状況に陥ってしまいました。クライアントにとって自由であり、安心安全の場であるはずですが、そうはならなかったようです。
修行の時間は果てしなく続きます。。