海なおう

世に 二つとない
想い溢れる  闘いの海へ

遥かなる 旅路の果てへ
すべてを 解き放て。

統 崎ゆく 闘花/はな となれ。

多種多様 繰り出す
地から かたもり

海球闘争へ すべてを注いでゆく
強者共の 侑芽

混ざり 秩序のない 真の中へ。


海闘浪漫

偏狭 芯淡 自ら 役目を果たし、
月見 日々 思いのまま 行きゆく。

散文: .txt形
註釈:○ ball
表記:□ △ 種別
侑芽:夢
世海:この世の海
瀬:潮流
対:互い せり合う者
鬩 護り:攻守
マント:外套

遥か前 宝璐 海だまを巡る 争いの渦は 鎮まり、
和平 大海原へと流れて...

時を経て 再び 乱瀬の兆しを感じる さなか、
辺郷 海村へ 住む わこうど トゥクは
幸せを呼ぶ 豊水晶 海だまへ 導かれし者。

トゥク 自ら 意思の元 心 解き放て

夢躁健鮧 SACO、トトンを伴い 海村を後にし
至宝 追い求めて 臆せず 突き進む。

憧れ 目指す その向かう先へ
夢の海だまを操り
巧み 屏を上げ
行く手を阻む
数多の 通せんぼ衆。

対峙 我がものとしようとする
流岸 守りがみ ログーツという名の
強大な僭士と 合間みえる。

牽制を与え、あまたの腕試しを 強いられるも、
傍守 共にする かたもり
海の生き物たちをも 守り抜くため、
立ちはだかる ログーツと呼ばれる 強大な者へ 立ち向かう。

心 荒れる 世海を瀬に
夢 まこととなる 未知へ...

辿り着こうとする者たちの 行く手を 遮り
歯止めをかけようとする 者どもとの
争う 流れの 行き着く先へ

幾度も 訪れる 定めも知らずに......

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