冬キャンプ。

(ほぼ)初ソロキャンプなのに冬ってどうなの?

結果:なんとかなりました

とりあえずのキャンプギアが揃ったので、難易度低そうなキャンプ場(高規格ともいう)でソロキャンプしてきました。
とても楽しかった!というわけではないけど、いつもと違う夜を過ごせていい経験になりました。
みんな楽しい!と言ってるものがホントに楽しいのかー?と思ってたけどけっこう楽しかったり、楽勝でしょーと思ってやってみたものがかなり大変だったり。
自分でやってみないとわからないものですね。

お世話になったのは岩手県大船渡市の三陸アクティブ様。
廃校を再利用したキャンプ場で、校庭にテントが張れます。
校舎にも泊まれるようになっていて、宿泊訓練とかに使われそうな感じ。
売店もあり、忘れてきたものはとりあえず買える感じでした。
水道は、校舎の外のは凍結防止で止められてたけど、校舎内のキッチンを使わせてもらえて、お湯も出てすごく助かります。
キャンプ以外のアクティビティも色々と企画されていて、BMXの体験だったりコースが作られてたり、体育館でもなんか出来るみたいでした。
他を見る余裕は全然なかった…BMXは撤収の時に子供たちがやってました。
ジャンプ台とかもあってけっこう本格的?
沿岸部なので雪が積もってなくて、体験出来る期間は年間通じてけっこう長そうですねー。

さて自分の話。
ネットで調べて15時からチェックインと書いてあったので、14時半くらいに行ったらもう設営終わってる人がちらほら。
職員さんに聞いてみたら、チェックイン~チェックアウトの時間はけっこう曖昧なんだとか。
確かに冬に15時チェックインでは忙しすぎますし。こういうのは助かります。
他の人たちは二泊で、私だけ一泊のようでした。明日も休みだしねえ。
私は疲労困憊になる予感がしたので、1日はぐったり休む時間を作っておきました。

テント設営。
近所の公園で一回試し張りしたので、手順は問題なし。
ペグ打ちは初めてだったけど、ちょっと固めの地面でも問題なく打ち込めました。
そういやテントの写真撮ってなかった…
テントが出来たら、あとは寝る場所作って焚き火とか薪ストーブの準備をして…
寝るときは寒いはず!眠れないと困る!ということでコット+インフレータブルマット+シュラフ2枚重ね。
シュラフはワークマンのエクストリームダウン690の中にモンベルのダウンハガー#4(夏用)、natuerHikeのインナーシュラフ。
寝る前に中側のシュラフにマグマカイロを貼ります。
あと湯たんぽ。
また写真撮ってなーい…

焚き火の前に薪ストーブ準備。
今回はテント内には入れず、工業油を焼き切るために火を入れます。
針葉樹の焚き付けを先に入れて、着火剤で火をつけて。
ダンパーは全開、空気取り入れ口2カ所のうち煙突から遠い1カ所だけ開けて。
良い感じに燃えてくれました。
火が安定したらUJack様からいただいた「いつもの薪」を1本ずどんと入れます。

新品で手が移っててかっこわるい

二次燃焼するタイプの薪ストーブなのですが、そこまでガンガン焚くこともなく終わりました。
あとは薪ストーブを入れられるテントを手に入れるか、今のテントに入れるためのアイテムを手に入れるか…。
今日は石油ストーブをテントの前室に入れて温まる予定です。

薪ストーブはそのままにして、焚き火を始めます。
焚き火台はピコグリル型の安いやつです。軽くて設営が簡単で丈夫なやつ。
こちらも針葉樹を焚き付けにして着火、安定したらいつもの薪を投入。
…針葉樹、一束100円とすごく安かったのですが乾燥がイマイチだったのか、煙がすごくて爆ぜる。まあでもよく燃えるしいいかな…。
晩御飯は焚き火調理するか石油ストーブいするか迷ったのですが、せっかくなので焚き火で。
キャンプ場に来る前に「海の幸ふるまいセンター」に寄って、海産物を買ってきたのです。
活ホタテが欲しかったけど、今日は水揚げしなかったとのことで、隣にあった牡蠣を買いました。
生食できるものだけど、あえて焚き火で焼きました。
大きくて美味しかった!

普段は全く食べないのですが、キャンプの時はチートデイ扱いで。
他にもアルミ鍋のうどんとか厚揚げベーコンとか色々買ってきたのだけど、なんかお腹いっぱいな気がしたので晩御飯はこれだけ。
お酒をちょっと飲んで、薪が全部燃えて熾火になったら火消し壺に移してテントおこもり開始です。

と言っても特にやることもなく。
お酒飲みながら、タブレットに入れておいた電子書籍を読んでました。
TVもPCもない静かな時間もたまにはいいですね。

実は大船渡市、現在進行中で山火事が起きています。
住所を調べたらキャンプ場に近かったので、前日に「行っても大丈夫ですか?」と電話しました。
そしたら、「けっこう離れてるので大丈夫だと思いますよ」とのこと。
地元の人が言うなら大丈夫なんだろな…ということで決行したわけですが。
夜に消防車のサイレンがひっきりなしに鳴ってけっこううるさかった…。
仕方ないことだけど。消防署員、消防団員の方たちお疲れ様です。

いつの間にか眠ってたみたいで朝。
もちろんストーブは消してマグマカイロを貼って湯たんぽにお湯を入れて万全の体制で寝ました。
湯たんぽが有能すぎました。足元が暑くて、シュラフの足側を開けて寝ることになったほど。
一応、予報では最低気温‐4℃くらいだったはずなので、とても寒かったはずなのだけど快適に眠れました。

眠れたのだけど…起き上がったら腰が痛い!腹筋に力を入れてバランスを取らないと歩けないくらい!
寝具の重ね方が雑だったかもしれません。次回からは気を付けよう。
あと私は寝ている間にけっこう動くようなのですが、今回マミー型のシュラフでほとんど動けなかったのも原因かもしれません。
というわけで冬対応の封筒型ポチりました。散財。

朝はのんびり朝ごはんを作って(といっても目玉焼きとソーセージ焼いただけ)、コーヒーを飲んでまったりしてました。
あ、コーヒー!ドリップパック持って行ったつもりが入ってなかったので、ボトルのアイスコーヒーをマグカップに入れてストーブの上で温めて飲んでました。風情がない上に香りもない…(´・ω・`)
次回忘れない最優先アイテムです。
9時頃から撤収作業開始。
テント、なんで入ってた袋に入らないのですか…?太りましたか?
私の畳み方が下手なだけですね。すみません。
他にも食べなかった食材や使わなかったミネラルウォーター、使わなかったアイテムがたくさん…この辺は次の課題になりますねー。荷物の取捨選択。

そんなこんなで車に道具を全部詰め込んで帰ってきました。
腰が痛くて全部の荷物を下ろす元気がありません。食材とゴミだけ出して、あとは明日出せるかどうか。
まあ、入れたままでも次のキャンプに持っていくからいいかー(よくない)

今回の反省点と、やったほうがいいこととやってよかったこと
1.使わないものを持っていかない
 今回、晩御飯や朝ごはんで何を食べるか決めずに行きました。
 そのため、まな板とかキッチンナイフとかメスティンとか、まったく使わなかったものもコンテナに入っていて、かなりかさばってました。
 メニューは決めてから行きましょう。そうすれば持っていかなくていいものがわかります。

2.食べないものを買わない
 スーパーを回っている間、あれ食べたいかも、これ作りたいかも、という感じで色々買ってしまいました。
 結局食べたのは牡蠣とお菓子ちょっと、卵とソーセージだけ。あとお酒か。
 昔はけっこう食べるほうだったのですが、今はほとんど食べなくてもいい体になっているみたいです。
 食材を買うのは自分の体と相談してからにしましょう。

3.大きな風防は(場合によっては)マスト
 ピコグリル型の焚き火台は、風防になるものが全くありません。
 無風であれば問題ないのですが、ちょっとでも風が吹くと火の粉が飛びます。
 飛んだ先を見て気を付けていたのですが、これがけっこう気を使います。
 ちょっと強い風が吹いたら火の粉の嵐になったりするので。
 もちろん燃えやすいものが近くにないのは確認してますが、万が一ということもありますし。
 風速3m/sで焚き火中止する慎重な人もいます。一般的には5m/sを超えたら焚き火禁止という所が多いようですね。
 とはいえ、少しでも風があれば火の粉は飛ぶので、大きな風防があれば多少は安心出来たんじゃないかと思います。少なくとも高さ60cm以上。
 これは次回までに入手しておきたいですね。

4.上を見ろ
 夜、晴れていたら顔を上げて空を見てください。
 めったに見られないほどの星を見ることが出来ます。
 キャンプ場は基本的に暗いので、星を見るのには最適な環境です。
 曇っていたら残念。
 私も昨夜は空を見上げて、毎年の恒例になっているオリオン座さんにご挨拶しました。
 北斗七星が探すまでもなく見つかるし、それほど星座に興味のない人でもひしゃく型の北斗七星やオリオン座の三連星くらいは知っているのではないでしょうか。
 夏はまた違った星座が見えるようになりますが、それはそれで調べてみると今日もを持てるかと思います。
 ちなみに夏より冬のほうが星が奇麗に見えます。空気が澄んでいるからだとか。

そんな感じで文字だらけのキャンプ報告でした。
あ、一つ忘れてた。
UJack様の「いつもの薪」、すごく質がいいです。広葉樹で火持ちがいいし、均等に燃えてくれるし、煙もあんまり出ない。ちゃんと乾燥されているということですね。
1箱で2~3時間とのことでしたが、私は2時間くらい焚き火して1箱使い切れませんでした。次回使います。
キャンプ場でも薪を買えるところは多いですが、質が良くて安い薪を入手して持っていくのもアリだなーと思いました。
Amazonで「いつもの薪」と検索すると出てきますので、ご興味のある方は調べてみてくださいませ。

あと9箱あるんですよね…今年で使い切れるかどうか(´・ω・`)

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