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【AI Reef】過去一年133戦全勝。連勝継続中かつリスクリターン良好なEA

GogoJungle システムトレードランキングより、リスクリターン(過去一年)第1位のEAを採点してみました。

名称  : AI Reef
開発者 : アーモンド星人
価格  : 16,800円(税込)
販売プラットフォーム : GogoJungle
推奨通貨ペア : USDJPY
必要証拠金  : 10万円以下から運用可能

公式ページ  : AI Reef(GogoJungle

データ採集日:2022年10月04日

AI Reef のスコア 67点 = B級(購入に向けて様子見できる)

スコアの評価基準はコチラ↓の記事をご参照ください。

総評:多頻度で利益良好。リスクリターン最高レベル

今回は、GogoJungle のEAから過去1年間の「リスクリターン」ランキング第1位のEA「AI Reef」です。

「リスクリターン」は収益額を最大ドローダウンで割った数字。

  リスクリターン = 収益 ÷ 最大ドローダウン

収益が大きい、あるいはドローダウン(リスク)が小さい、もしくはその両方を兼ね備えているEAということになります。

リスクリターンが大きいということは、収益とリスクのバランスが良いEAだということですね。

「AI Reef」の過去一年のリスクリターンは22.75%。なんと、2位の「Wave For USDJPY」の倍ほどもあります。

全期間の収益を年利換算に直して年利ベースのリスクリターンをみたのが当サイトの「最大ドローダウン ÷ 年利」=「ドローダウン回復性能」にあたるわけですが・・、

「AI Reef」のドローダウン回復性能 はなんと0.26。

1年以上のフォワードでこれだけの性能を出しているのは、かなり優秀です。

バックテストでの同項目は0.85。

これも、まあまあ優秀な数字といえます。

フォワードでもバックテストでも、リスクリターンが優秀なEAはなかなか頼もしいです。

とはいえ、0.01ロットでの最大ドローダウンが1万円を超えているので、リスクが小さいとはいえません。

それなりの証拠金を用意して、慎重にロットを設定するべきです。

採点の中で特に目を引いたのはフォワードの「損益評価」です。

損小利大で勝率が高いEAに高得点が与えられるこの項目。

「AI Reef」は勝率が高いだけでなく、平均利益が平均損益の1.5倍もある損小利大の実績を出しているのですね。

しかし、バックテストでは逆転して損大利小。

フォワードの調子が良くても、いずれはバックテストの成果に近づいていくもの。

運用するとしても、信用しすぎない程度にしっかり動静を監視しましょう。

ところで、以下は評価とは関係ありませんが・・・

「AI Reef」の開発者「アーモンド星人」さんは外国の方でしょうか。文面の不自然さから、なんとなく。

公式ページのコミュニティには全く質問もコメントもなく、他に出品されている商品もなく、実はなかなか情報が限られていました。

詳しくはわかりませんが、もしかすると、海外のトレーダーさんの好みの仕様のEAなのかもしれませんね。

いずれにしろ、1年8ヶ月の販売期間でたった2本しか売れてないのは勿体ないEAかな、という印象でした。

その他の評価ポイント

☆ 安定の高勝率でもドローダウンは低め(加点2点)

2021年2月のフォワード開始初期の頃は成績にアップダウンがあったようですが、5月20日以後は勝率100%を維持しています。

ドル円EAにありがちな2022年3月以後の円安相場で爆益・・・の傾向もなくはないですが、勝率100%かつ低ドローダウンを達成しているのはもっとずっと前からということですね。

塩漬けでドローダウンが気になるところですが、最大9ポジションもとって最大ドローダウン2500円。0.01ロット運用なので1ポジションなら250pipsですが、9ポジションなのでそんなに大きな下げ幅でもありません。

最大ポジション数は設定で減らすことができます。(と、公式には書いてありますが私にはそのようなパラメータは見当たりません)

過去1年間のデータで見ると、なんと133連勝0敗。

ん?バックテストでは年間1000回以上のペースで取引をしていますが、フォワードではだいぶ少ないようですね。

フォワードのポジションはより慎重なエントリーだけ滑らずに入れているということでしょうか。さすがにそれはないと思いますが、観察してみる価値はありそうですね。

☆ パラメーターが初心者にもベテランにも対応(加点2点)

このEA、一見するとパラメーターの項目が多くて複雑です。

・・・が、開発者の「アーモンド星人」さんによると、通常は設定するのはロット数と複利の計算だけとのこと。

あとは専業トレーダーさんが好きなように研究できるように開放されているようです。

パラメーターの項目はバックテストのページを見るとわかりますが、

エントリー時間
保有時間
曜日フィルター
ATR

・・の他にも

Leader Follower (初撃と追撃?)の細かい設定とか、、

なかなか詳しく設定ができるようです。

私は、デフォルトで十分ですけど。


以上。本稿もご愛読ありがとうございました。「AI Reef」の詳細は公式ページでご確認ください。

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