【コペルニクス・ベーシックUSDJPY版】長期運用でも低リスクを維持しているEA
名称 : コペルニクス・ベーシックUSDJPY版
開発者 : 令和のだぶるいー
価格 : 35,000円(税込)
販売プラットフォーム : GogoJungle
推奨通貨ペア : USDJPY
必要証拠金 : 1万円以下から運用可能
公式ページ : コペルニクス・ベーシックUSDJPY版(GogoJungle)
データ採集日:2024年10月12日
コペルニクス・ベーシックUSDJPY版 のスコア 70点 = B級(購入に向けて様子見できる)
スコアの評価基準はコチラ↓の記事をご参照ください。
総評:長期運用でも低リスク。FWDとBTも概ね同じカーブ
私が最も信頼して使っているEA「ナンちゃんピンちゃんユーロポン」や「The AUDCAD Type B」の開発者である「令和のだぶるいー」氏が、Xで次のポストを投稿されました。
というわけで、採点してみた「コペルニクス・ベーシックUSDJPY版」
結果は70点。
正直、思ったほどの高得点は出ませんでした。
それでは、何が良くて何が足を引っ張ったのか。考察してみましょう。
期間 : FWD 6.01年 BT 20.42年
フォワード運用開始から、先週で丸6年を経過しました。いまだに大きなドローダウンもなく、順調に利益を重ねているのは素晴らしい実績だと思います。
そして、バックテストも20年超えの長期間。先日、直近の相場まで取り直されて2024年5月まで反映されました。
記録にはないですが、たぶん、このタイミングでアップデートもされた?可能性がありますね。
単純収益性 : FWD 2,166円/年 BT 4,969円/年
0.01ロット換算で比較した平均年利です。
0.01ロットとはいえ、いずれも高い収益性とはいえないようです。
特にフォワードの年利が2千円ちょっとしかないのは、6年もの運用の中で停滞期間や伸び悩みの期間が長かったためですね。
また、取引回数が少ないことも、収益性に影響しています。こちらはまあ、仕方がない。
取引回数(上記の期間で)
FWD 574回
BT 742回
低ドローダウン : FWD 3,929円 BT 2,226円
こちらも、0.01ロットに換算して両データを比較しています。期間中の最大ドローダウンです。
いやいや、バックテストで20年も計測して2千円ちょっとしかドローダウンしないなんて、リスクの低さが素晴らしい。
フォワードも6年でたったの4千円弱のドローダウンと、これもかなり優秀です。
ただ、気になるのは、フォワードのリスク(最大ドローダウン)がバックテストの2倍近くもあることですね。
これは、リスクリワードに起因しているようです。
リスクリターン(期間全体で)
FWD 平均利益 11,968円 平均損失 27,544円 勝率74.8%
→ RR1:2.3
BT 平均利益 1,145円 平均損失 1,966円 勝率72.6%
→ RR1:1.7
実際に運用する際には、これぐらいの差は承知した上でパフォーマンスを観察しないといけないようですね。
ドローダウン回復性能 : FWD 1.81 BT 0.45
このデータは「最大ドローダウン ÷ 平均年利」、つまり、最大ドローダウンを喫した場合に何年ぐらいで回復できる見込みか、という目安となる指標です。
バックテストでは0.45、つまり0.45年=半年未満で最大ドローダウンを取り返せる(目安)ということになります。これはかなり優秀です。
一方のフォワードでは1.81年かかる見込み。これはちょっと心許ないですね。せっかくドローダウンはそこそこ低リスクで高得点でも、収益性が低いのでこちらで点数が下がりました。
適正収益率 : FW 156,762円
推奨証拠金が100万円になるようにロットを調整したとして、いくらの年利が期待できるかという指標です。バックテストには推奨証拠金が算出されていないので、同項目はありません。
さて、適正収益率15万6千円が良いのか悪いのか。
推奨証拠金の通りにロットを調整したら年利15.6%。
良いEAは年利20~30%だといわれていますから、年利15.6%は悪くはないかもしれない。でも、やはり、ちょっと寂しい。
採点上では10点満点中6点になりました。
平均損益評価
これは、損小利大なEAが好き、という私の個人的な嗜好を採点に反映させるために取り入れた評価点です。
「コペルニクス・ベーシックUSDJPY版」は平均利益より平均損失のほうがはるかに大きいので、勝率がそれなりにあるとしても、本項目の評価点は低めです。
だって、相場によって連敗が続いてしまったら、怖いもの・・・。
FWD 平均利益 11,968円 平均損失 27,544円 勝率74.8%
BT 平均利益 1,145円 平均損失 1,966円 勝率72.6%
フォワード とバックテストは合致しているの?
とゆうわけで、スコア70点 にかかる「コペルニクス・ベーシックUSDJPY版」の良いところ、悪いところを解説してきました。
ここでちょっと気になる、バックテストとフォワードが一致しているか問題に斬り込んでみたいと思います。
公式フォワードと最新版バックテストで重複している期間は[2018.10.08 ~ 20024.05.31]の約5年半あります。
次の図で視覚的に比べてみましょう。赤い縦線で挟んだ期間が、重複期間です。
いかがでしょう?私には同じような波形の傾向で上下しているように見えます。
人によっては、そうは見えない?
同じ波形だとしたら、フォワードの損益の傾向はきちんとバックテストと同じであるということで、安心して運用できますね。
以下、「その他の評価ポイント」でもっと解説します!
その他の評価ポイント
☆ 他のEAとエントリーが被りにくい(加点2点)
トレンドフォローでもレンジトレードでもない、「コペルニクス的転回ロジック」だということで、よくわかりませんが他のEAとエントリーが被りにくいそうです。
ドル円のEAが溢れかえる昨今、他のドル円EAと異なるロジックであればポートフォリオに加えやすいことは利点になります。
☆ 厳しい条件でのバックテストをクリア(加点2点)
公式に掲載しているバックテストでは20年を超える計測期間を出しています。20年越えでこのパフォーマンスは素晴らしい。
そして、これとは別に、スプレッド3pips で計測したバックテストも用意されています。
こちら→画像リンク
海外ブローカーのうちスプレッドが広い業者であってもUSDJPY 3pips (平常時)なんてことはありません。
スプレッド3pips のテストで勝てるのであれば、どこのブローカーでも使えそうですね。
☆ ユーザーのRealTrade も公式FWDと概ね一致(加点2点)
「コペルニクス・ベーシックUSDJPY版」の公式ページには、実際のユーザーの運用状況「RealTrade」がいくつか公開されています。
公式フォワードはデモ口座ですが、それらの実際の「RealTrade」と比較しても概ね同じ損益曲線を描いているようです。
再現性がある、ということでよいでしょう。
ちなみに、同EAのレビューではネガティブなコメントが目立っています。
「エントリー少ない」「低迷している」
などですね。
これらのレビューが書かれた時期は、公式フォワードでも停滞期のパッとしない時期でした。
これも、ユーザーのリアルなトレードが公式フォワードと同じ傾向にあることを表していますね。
☆ 低リスク・低予算で運用可能(加点2点)
バックテストの最大ドローダウンを0.01ロット運用に換算すると、2,226円。
フォワードの場合は少し劣っているとはいえ、同 3,929円となっています。
いずれも、素晴らしい低リスクぶり。
長期の運用でもこれだけの低い最大ドローダウンを維持できているのですから、少ない予算からでも運用を始めることができそうです。
ポジションも一度に1つまでしか持たない安全設計。よほどのことがなければ一気に証拠金がなくなってしまうとゆうこともないでしょう。
小さいドローダウンで安心して任せて、長期的に右肩上がりのパフォーマンスを期待できるEAです。
☆ 丁寧なサポート(加点2点)
ゴゴジャンの公式ページには、開発者さんに直接質問ができる「コミュニティ」というコーナーがあります。
「コペルニクス・ベーシックUSDJPY版」のページのコミュニティを見ると、ユーザーからの質問に対して全てが数時間以内・・とはいかないまでも数日以内程度で回答されています。
そして、その回答の内容は丁寧です。
自分の資金を預けてEAを運用するにあたり、その開発者さんと直接コミュニケーションが取れるというのは、大きな安心感がありますね。
◯ 購入特典あり
当記事の紹介リンクよりこのEAを購入してくたださった方に、お得な購入特典をプレゼントします!
特典の詳細はコチラ↓
参考リンク:【幸福のW特典】再配布権付きEAを2つプレゼント!シストレ派も裁量派もご満足♪
※必ず、決済の前に「経由ブロガー:yoji」の表記があることを確認してください。
その他の特典付きのEAは、ハッシュタグ「#タシデレの特典付きEA」でお探しください!
以上。本稿もご愛読ありがとうございました。「コペルニクス・ベーシックUSDJPY版」の詳細は公式ページでご確認ください。