【あんずα】AUDNZD の特性を活かしたピンポントレード。高評価ナンバーワン！

GogoJungle システムトレードランキングより、レビューランキング堂々１位のＥＡを採点してみました。

名称　　：　あんずα
開発者　：　ホー
価格　　：　２１,０００円（税込）
販売プラットフォーム　：　GogoJungle
推奨通貨ペア　：　AUDNZD
必要証拠金　　：　１００万円以下から運用可能

公式ページ　　：　あんずα（GogoJungle）

データ採集日：２０２２年９月２１日

あんずα のスコア　５５点　＝　Ｃ級（購入する必要はない）

スコアの評価基準はコチラ↓の記事をご参照ください。

総評：AUDNZD の特性を活かしたトレードで大人気だけども・・

GogoJungle で販売中のＥＡは色々なデータでランキング化されています。今回はユーザー満足度を重視して「レビューランキング」第１位のＥＡを紹介します。

「あんずα」はフォワード実績も良好で、人気も上々のＥＡです。

AUDNZD の価格が一定の水準を超えない特性（傾向）を利用して、「いずれ利確するはず」という塩漬けトレードをします。

・・はい。この一文だけでわかる通り、私は以前からこのＥＡには良い印象はありませんでした。

実績は右肩あがりではあるけど、リスクが高すぎるからです。

実際、販売開始からはじめの１年間は非常に調子が良くとても優れたＥＡに見えていました。

しかし、ここ数ヶ月で含み損が大きく膨らみました。AUDNZD の値動きが、期待値から外れたのでしょう。

ただ、ここで評価特典に影響するのはフォワードの「低ドローダウン」「ドローダウン回復性能」だけですので、半年前の好調時期に採点してもＢ級に入れたかは、微妙です。

では、なにがよくないのか。

はっきり言って、バックテストから得られる情報はかなり悪いです。

まず、バックテスト期間がとても短い。６年未満です。同じ開発者さんのＥＡ「まちこんR」では１２年間のバックテストを提供されているので、バックテストのためのヒストリカルデータがないとは思えません。「あんずα」で６年以上のバックテストを提供しない理由は・・・

次に平均損益がヤバいです。

平均利益：３２２円 に対して　平均損失：３,９０２円　→　約１３倍の損大利小。

勝率でカバーするという戦略はダメではありませんが、なんと連敗の平均が６回。

６００連勝ぐらいした後の６連敗なら生存できるかもしれませんが、運用開始直後に何度か連敗が来たら・・あっとゆう間に口座破綻してもおかしくありません。

一方で良いところはというと、最大ドローダウンより収益がだいぶ大きいことが挙げられます。

つまり、総合すると、勝てるか破綻するか、ハイリスク・ハイリターン。ギャンブル要素が大きいＥＡだということがわかりました。

フォワード履歴では損小利大の好トレードを継続しているように見えても、いつかはバックテストと同じ成績に近づいていくであろうということを念頭におかなければいけません。

とゆうわけで、レビューランキング第１位のＥＡは、ギャンブルＥＡでした。

実際の購入者のレビューも大切ですが、提供されているデータもしっかり検分してから見極めるべきという、良い教訓になりましたね。

その他の評価ポイント

☆ ユーザー満足度が高い（加点２点）

１年９カ月の販売で、購入された数２４４名。

お気に入り（ハート）が押された数、なぜかそれより多い２９７名。

星つきでレビューを投じられたのは７名で、どれも満点の星５☆！

安定稼働で皆さん、満足されているようです。

☆ 独特のロジックでポートフォリオ向け（加点１点）

AUDNZD の価格が一定の範囲内でレンジ・ピンポン状態にあることを前提に、ひたすらポジションを取って利確を待つロジックです。

テクニカルのようで本質はテクニカルでなく、どちらかというと、価格に対するアノマリー？

純粋なテクニカルのＥＡやアノマリーのＥＡとポートフォリオを組むことができそうです。

ただし、よくあるAUDNZD のナンピンＥＡと組むと含み損が大変なことになりそうなので、そちらはオススメできません。

☆ ユーザーへの対応が迅速かつ丁寧（加点２点）

GogoJungle の公式ページには、ユーザーが開発者さんへ直接質問などできる「コミュニティ」というコーナーが設けられています。

人気の高いＥＡ、注目されているＥＡほど多くの質問が寄せられます。

みんな大好き「あんずα」のコミュニティも、当然、盛況です。

開発者さんは回答するのも大変だと思われますが、どの質問にも数時間以内に対応されていて、かつ、内容も丁寧です。

大事なお金を運用するＥＡの開発者さんとスムーズなコミュニケーションがとれることは、安心につながります。

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以上。本稿もご愛読ありがとうございました。「あんずα」の詳細は公式ページでご確認ください。