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医学部浪人の闇問題について

みなさんこんにちは。じゅそうけんです。

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先日、長らく横浜国立大学で留年を続けていた怠惰系インフルエンサーがついに除籍することとなった。
彼は医師家系に生まれ、医学部を目指し4浪するも結局不合格。
浪人中に物理へ関心を持ち医学部ではなく横浜国立大学に進学するも、こちらの大学で留年を重ね、ついに在籍年数の上限である5留目を迎えて除籍が確定した。

中退や自主退学の場合は単位を引き継いで編入や再入学が可能なケースもあるものの、除籍となるとかなり不利な状況となってしまう。
自主退学者に再入学制度を設けている大学もあるが、それは除籍の場合適用されない。在籍していた経歴ごと抹消されるからだ。

彼はアラサーにして正真正銘の高卒無職となってしまったのだ。彼とは一時期仲が良く、Youtubeでの共演経験もあるのでこの結果は私としても悲しい。
そこで、最終的に医学部に入れなかった元医学部受験生の人生について今回は考えていこうと思う。

闇堕ちする医学部志望者の特徴

医学部受験や司法試験受験においては悲しいかな、一定数の闇落ち勢力が発生する。

医師免許は一部の界隈で「高知能者の生活保護」と呼ばれることもあり、一度取得すれば最低でも年収1000万は固いと言われている。
そんなプラチナチケットを掴むことができる医学部受験においては当然受験生にとっても想像を絶する負担を強いられる。そもそも医学部に入学できなければ、このルートは閉ざされるからだ。

そのため後継者を求める開業医の家系では是が非でも我が子を入れようとする。私立医学部の不正入試問題があとをたたないのもその産物と言えるだろう。

しかし医学部に入ることだけが目的となる場合や、子供の意志が無視されるケースが医学部受験の過程ではたびたび生じている。

その結果、深刻な教育虐待に発展したり、進学先で不適応を起こしたりすることもある。
医学部受験に失敗した受験生は大まかに分けると以下の道筋を辿ることになる。上に行くほど「耐え」ていると言ってよく、ニートや引きこもりと化すのが最悪の事態と言って良いだろう。

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