高学歴文系の予後問題について
みなさんこんにちは。じゅそうけんです。
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予後厨の誕生
最近のわたしはといえば、Xでもっぱら予後予後と唱えている異常者と化している。
というのも、今年28歳(社会人6年目)の代になり、同級生たちの明暗がはっきりと分かれ始めたからだ。
これまでずっと受験に夢中であった私も、最近は転職市場のことばかり調べてしまっている。いよいよじゅそうけんから「じんそうけん(人生総合研究所)」に改名する日は近いのかもしれない。
社会人になって最初の数年は予後など意識したことがなかった。
大企業に入れたものはよっぽどのことがなければそのまま良い人生を歩んでいくものだと信じて疑わなかった。
しかし、アラサーとなってそれは大きな間違いだったことが思い知らされる。
新卒から3,4年目くらいまではみんな新卒で入った会社の名刺でイキったりしていたものだが、6年目にもなるともうそういったテンションではなくなってくる。SNSの更新が途絶える者も目立ち始めた。
転職した者も数知れない。終身雇用制度は崩壊しかかっているとは以前から言われていたが、コロナ禍以降さらに転職市場が活性化し、猫も杓子も転職を検討する時代となった。
待遇は申し分ないのに、「リモートの比重がもう少し高い方が良い」といった理由で本当に転職してしまう時代である。
ジョブホップを繰り返している知り合いも少なくないが、悲しいことに、必ずしも皆ステップアップできているわけではないようだ。
転職が当たり前になったことで、むしろ30以降予後不良に陥っている高学歴が目立ち始めたのだ。
大手金融(メガバンクなど)、総合コンサル(アクセンチュアなど)に行った者たちの予後
Xでたびたび発信しているが、同級生の中でも、考えなしにメガバンやコンサルに入ってしまった人たちは特に予後の明暗がはっきり出てきてしまっているように感じる。
2010年代後半から、アクセンチュアをはじめとする総合コンサルが大量採用を開始し、高学歴の就活生はこぞってコンサルを目指すようになった。
コンサルといっても内情はさまざまなのだが、早慶MARCHクラスの学生がなんとか入ろうとするのが「総コン」こと総合コンサルである。
これらは特定の分野に特化せず、IT、事業戦略、財務など多岐にわたる業界業種のクライアント企業の課題解決が求められる。そのため、社員数が数千人規模となるような大規模なファームがほとんどだ。
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