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平凡な文系就活生のキャリアを考える

みなさんこんにちは。じゅそうけんです。

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前回の記事がそこそこ好評だったので、今回の記事でも懲りずに文系就活生の「予後」について書いていけたらと思う。今回は予後不良予備軍の生存戦略についても言及している。
前回の記事→


大量採用された文系ソルジャーのその後

こちらは先日私が投稿し、話題を呼んだポストである。
実際に文系総合職で働いた経験のある方には分かっていただけるのではないだろうか。

私が就活生だった頃は三大メガバンクや大手保険会社が大量採用を敢行しており(メガバン1行あたりなんと1000人が採用されていた)、大手に入りたい学生は「とりあえず」ESを送った。

大手金融は最近採用を減らしつつあるが、今ではベイカレントなどの総合コンサルがどこでもいいから大手に行きたい文系学生の受け入れ先となっているようだ。

しかし、上記のツイートにもあるように、仕事人としてのキャリアはその先何十年も続いてゆく。目の前の年収に踊らされて入社するのは禁物だ。

3メガの3年後離職率はおよそ10%であり、入社した同期のうち100人に10人は3年以内に消えていることになる。5年経つと2〜3割、10年経つと半分近くが離職すると知人のメガバンカーは語る。(ツイート参照)

また、大量採用を実施する企業は離職数が多いことを前提としている場合が多い。要は、使い捨てのソルジャーなのだ。

私の周りで離職した者のセカンドキャリアはベンチャーやフリーランスが多い印象だが、派遣、フリーター、ウーバー配達員、そしてニートもしばしば見かける。

30歳で年収1000万貰えると信じて入社したものの短期間で離職し、前の会社より待遇が悪くなるというパターンは珍しくないのだ。

文系総合職に向いていない人

まず、文系の仕事は基本的に総合職だ。
専門性は持たないジェネラリストとして、営業を中心に社内調整やコミュニケーション、立ち回りなどが重要視される業務を担う。
営業、企画、経理、広報、法務など様々な職種をジョブローテーションしていくのが典型的な文系サラリーマンだ。

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