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【キャリア研究】平凡な文系就活生のキャリアを考える
みなさんこんにちは。じゅそうけんです。
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前回の記事がそこそこ好評だったので、今回の記事でも懲りずに文系就活生の「予後」について書いていけたらと思う。今回は予後不良予備軍の生存戦略についても言及している。
前回の記事→
大量採用された文系ソルジャーのその後
目先の高収入や「30歳1000万」みたいな情報に惑わされ、大量採用中の総合コンサルや金融ソルジャーに特攻する文系就活生を救いたい。
— いとう会長(伊藤滉一郎)@じゅそうけんの中身 (@itoukaityou) September 2, 2024
20代でイキってても、ステップアップに失敗し30以降予後不良に陥っている人は多い。仕事人としての人生はその後30年以上続くわけで、トータルで考える習慣は大事。
こちらは先日私が投稿し、話題を呼んだポストである。
実際に文系総合職で働いた経験のある方には分かっていただけるのではないだろうか。
私が就活生だった頃は三大メガバンクや大手保険会社が大量採用を敢行しており(メガバン1行あたりなんと1000人が採用されていた)、大手に入りたい学生は「とりあえず」ESを送った。
大手金融は最近採用を減らしつつあるが、今ではベイカレントなどの総合コンサルがどこでもいいから大手に行きたい文系学生の受け入れ先となっているようだ。
しかし、上記のツイートにもあるように、仕事人としてのキャリアはその先何十年も続いてゆく。目の前の年収に踊らされて入社するのは禁物だ。
3メガの3年後離職率はおよそ10%であり、入社した同期のうち100人に10人は3年以内に消えていることになる。5年経つと2〜3割、10年経つと半分近くが離職すると知人のメガバンカーは語る。(ツイート参照)
メガバンクで10年以上たつとさすがに同期の半分以上は消滅して残りのうち半分は最短出世の道を断たれているけどもう省電力モードに移行して年収1000万で銀行員生活を細々と過ごしている。最前線ではないけどある意味勝ち組な人生
— 現役メガバンカーたこす@8/7新刊『雑用は上司の隣でやりなさい』発売! (@megabankerblog) September 5, 2024
また、大量採用を実施する企業は離職数が多いことを前提としている場合が多い。要は、使い捨てのソルジャーなのだ。
私の周りで離職した者のセカンドキャリアはベンチャーやフリーランスが多い印象だが、派遣、フリーター、ウーバー配達員、そしてニートもしばしば見かける。
45歳ですが私の慶応経済で民間行った友達は、一部除き行方不明。ニートになった人も複数名います。フリーターもいます。最初は大手企業勤務できても、激務過ぎたり、営業苦手で潰された人多数見てます。20代でやりたいこと見つかった人は幸せです。好きなことならつきつめられ、ぶち抜けたら勝ちです。 https://t.co/IOAmzRs3HA
— 竹内一理 たけうちかずまさ 不動産鑑定士 行政書士 (@tSaNwfA6TdjMo6y) September 5, 2024
30歳で年収1000万貰えると信じて入社したものの短期間で離職し、前の会社より待遇が悪くなるというパターンは珍しくないのだ。
文系総合職に向いていない人
まず、文系の仕事は基本的に総合職だ。
専門性は持たないジェネラリストとして、営業を中心に社内調整やコミュニケーション、立ち回りなどが重要視される業務を担う。
営業、企画、経理、広報、法務など様々な職種をジョブローテーションしていくのが典型的な文系サラリーマンだ。
文系大学生たちは、塾講師や家庭教師をする前に、1度「バイト界の総合職」である飲食やコンビニバイトを経験することをオススメする。
— いとう会長(伊藤滉一郎)@じゅそうけんの中身 (@itoukaityou) September 2, 2024
居酒屋やコンビニでの業務が入試問題より難しいと感じたなら、就活でJTC総合職は避けるようにしよう。これは文系総合職としてやっていけるかの有力な判断指標だ。
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