SIGMA fpをリモート操作でグリグリ動かしながらプレゼンができる方法を試してみた
SIGMA fpがファームウェア2.0から外部デバイスからのカメラコントロールが可能になったとのことで、いち早く対応したWeebill Sを使ってテストしてみました。
僕の環境だとZOOMでのセミナーやオンラインワークショップを行うことが多いので、ATEM mini Proを使った配信プレゼンテーションができる想定で組んでみたのがこちら。マイクやライトなどを入れると煩雑になるので、最小機材だけで組んでいます。
こちらの映像は動作している様子をiPhoneで撮影したもの。パンやチルト、ズームなどはレスポンスもよく、違和感なく使えています。
こっちが配信想定で流したもの。
StreamyardにATEM mini Pro経由でカメラの映像を入れてYouTubeライブに配信し、それを録画したものです。720pまでしか出ていないので映像は少し荒いですが、動いている様子はわかると思います。
機材の構成について、かなり省略してますが以下のような感じです。
ATEM mini Pro経由で配信する場合はWeebill SのイメージトランスミッターについているHDMI経由から映像を拾わずに、直接SIGMA fpからカメラの映像を拾ってます。こうすることでカメラをリモートで操作しながら流したい映像を拾うようにしています。
もっとスマートなやり方がありそうですが、僕の現時点ではこれで一旦着地しています。
ただWeebill SでのSIGMA fpのカメラコントロールはまだ不十分で、カメラ側の操作は遠隔では無理でした。この辺はアップデートを待ちたいところ。
ただそれでも、リモートでカメラの動きを操作できるのはかなり選択肢が広がる感じがします。今回はテストなのであまり動きのある映像を撮っていませんが、料理や美術、ワークアウトなどの動きも合わせて伝えるワークショップやクラス、実際の動きを見せながら遠隔でプレゼンテーションする現場など、用途に合わせて考えたら最小の人数と構成だけで色々できる可能性が見えてきそうです。
ジンバル+SIGMA fp+ATEM miniはもっと色々掘れそうなので、豊かなリモートワークを作るために引き続き探っていきたいと思います。