第4回 一般臨床 2021.4.23
こんにちは(^_^)
今日の一般臨床はレイノー現象についてです。
レイノー現象を簡単にまとめていきます。
レイノー現象とは
レイノー病とは下の写真の様に、発作的に指先の一部が蒼白、または紫色になるという症状があります。以下のサイトも見やすいので見てみてください(^_^)
レイノー現象を引き起こす疾患は次の通りです。
レイノー現象が起こる疾患は?
最後にどのようにレイノー現象が起こるかをまとめたものです。
『蒼白になったあと充血して赤くなる』というのは覚えておいてください!
さて問題をといてみましょう!
問題1.レイノー現象について誤っているのはどれか。1994(第2回)PM17
1.寒冷刺激で起こる。
2.発赤に続いて蒼白となる。
3.手指に起こる。
4.強皮症で起こる。
答えは【2】です。『蒼白になったあと充血して赤くなる』でしたよね?
問題2.レイノー現象を示さないのはどれか。2004(第12回)PM1
1.うっ血性心不全
2.全身性進行性硬化症
3.頚 肋
4.振動病
答えは【1】です。
頚肋は胸郭出口症候群のうちの1つで、肋骨の遺残物として残ったものが、
神経や血管を圧迫してしまうものです。また振動病は工事関係者などに起こるもので、振動の工具を長時間使うことによりレイノー現象が起こります。
問題3.レイノー現象をきたす疾患はどれか。2013(第21回) PM25
1.気管支喘息
2.肝硬変
3.多発性骨髄腫
4.全身性硬化症(強皮症)
答えは【4】です。
国家試験では『強皮症=レイノー現象』とつなげる問題が多いですので、
これだけは覚えておいてください!
一般臨床はとにかくキーワードです!
どんどん押さえていきましょう!
では今週からまた頑張りましょう(^^)
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